ガンホーの決算説明会資料より…子会社GRAVITYの3Q売上高はQonQで12.9%の減収に 『Ragnarok M』欧州配信開始が10月16日と4Qに期ずれ

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、11月14日、2019年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表した。その決算説明会資料によると、同社の子会社Gravityの第3四半期期間の売上高は前四半期比12.9%減の58億2100万円とQonQで減収となったようだ。

当初、2019年12月期の第3四半期期間(7~9月)を予定していた『Ragnarok M』の欧州配信の開始が10月16日と第4四半期期間にずれこんだことで、この第3四半期期間は既存配信エリア分が収益に貢献していることになるが、前四半期のような急減速からはやや落ち着く展開となったようだ。ちなみに10月16日から欧州・ロシアでの配信を開始しているが、順調な立ち上がりとのこと。

なお、このGravityの業績分を除いたガンホーの連結業績は3.7%の増収となっている。これは国内向けの『ラグナロク マスターズ』の展開や、『TEPPEN』のワールドワイドでの展開が収益に貢献しているとみることができそうだ。
 
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
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