クルーズ、中間期は赤字転落 SHOPLISTが先行投資で減益、ゲーム苦戦 その他事業と投資事業も赤字幅拡大

クルーズ<2138>は、11月11日、第2四半期累計(4月~9月)の連結決算を発表し、増収・赤字転落となった。


【業績】
売上高176億0600万円(前年同期比16.9%増)
営業損益3億8800万円の赤字(前年同期3億3500万円の黒字)
経常損益3億5800万円の赤字(同4億0300万円の黒字)
最終損益2億6900万円の赤字(同1億2300万円の黒字)

 


主力サービス「SHOPLIST」では新規ユーザー獲得を狙った大規模プロモーション、探しやすさや購入前と後のギャップをゼロにするべくサイトのユーザビリティ向上、配送日数改善などの物流インフラの強化を通じたリピート率向などを行ったことで減益となった。このほか、ゲームと広告代理が減益、その他事業と投資事業の赤字幅が拡大した。

その他事業で5億4700万円の赤字を計上したが、現在30社を超えるグループ会社によって複数の事業を並行して展開しており、費用が先行しているようだ。そのなかでも、広告代理事業や投資事業など今後の第二・第三の事業の柱として期待できそうな事業も生まれつつある、とした。


①SHOPLIST事業
売上高は127億2900万円(同1.6%増)、セグメント利益は1億0900万円(同76.1%減)となった。


②インターネットコンテンツ事業
売上高は10億7000万円(同2.9%減)、セグメント利益は9900万円(同59.3%減)となった。


③広告代理事業
売上高は24億7900万円(同222.2%増)、セグメント利益は3200万円(同42.1%減)となった。


④投資事業
売上高は6100万円、セグメント損益は8200万円の赤字(前年同期は6400万円の赤字)となった。


⑤その他事業
売上高は12億6400万円(同93.0%増)、セグメント損益は5億4700万円の赤字(前年同期は3億5600万円の赤字)となった。
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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