​エイベックス、ライバーなどのエージェント・マネジメント事業を手掛けるLIVESTARを傘下に 個人クリエイター領域のマネジメント機能を強化

エイベックス<7860>は、ライバーを中心とした個人クリエイターのエージェント・マネジメント事業などを展開するLIVESTARの株式を取得し、子会社化したことを発表した。具体的な取得額は非開示。

LIVESTARは、「プロライバーが活躍できる環境と未来を作る」をビジョンに掲げ、ライバーを中心とした個人クリエイターを発掘・育成しているライバープロダクション。ライバーの成長に合わせた育成とフォローサポート体制を強みに、創業1年半で約500名のライバーが活躍する規模に成長し、トップライバーを複数輩出している。また、創業当時からエイベックスビル2階の外部とのコラボレーションを促進するコワーキングスペース「avex EYE」に入居しており、「avex EYE」に入居するスタートアップとして初めて当社グループへの参画が決定した。

近年、個人でコンテンツを制作し、配信するクリエイターが、マスメディア以上に発信力を持つことも珍しくない時代に突入している。エイベックスは、既に発表している通り、今年度、ライヴ配信者支援事業などを展開するTWH、美容系YouTuber事業などを展開するMAKEYを子会社化。加えて、インフルエンサー育成に特化した教育事業を展開するavex & cjtv InfluencerをCool Japan TVとの合弁で設立した。

これは、個人クリエイター領域における新たなマネジメント体制を構築するとともに、新たなノウハウを活用し、既存マネジメント領域のアーティスト・タレントがYouTuberやライバーとしての活躍の場を広げるなど、同社グループ全体でのマネジメント機能の最大化を目指すものとなる。今回の子会社化で、これら一連の取り組みをさらに加速させていく。

なお、同社グループは、今後も様々なアーティスト・タレント・クリエイターの活動を支援できる体制を整え、グループ一丸となって、新しい人気者の創出を目指していく方針だ。
エイベックス株式会社
https://avex.com/

会社情報

会社名
エイベックス株式会社
設立
1988年4月
代表者
代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
決算期
3月
直近業績
売上高1215億6100万円、営業利益33億8500万円、経常利益40億5500万円、最終利益27億4200万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7860
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