【ゲーム株概況(10/15)】業績好転で買い殺到のエディアが連日のS高 大幅増益予想のメディア工房もS高 ケイブは乱高下

10月15日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸。前日比408.34円高の2万22074.21円で取引を終えた。米中閣僚級通商協議が部分合意に達したことを好感し、幅広い銘柄に買いが入った。為替相場で1ドル=108円台に入ったことも支援材料となった。

こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、エディア<3935>が連日のストップ高となった。先週末の前引け後に発表した第2四半期決算で、6~8月が四半期ベースで700万円の営業黒字に転換したことがポジティブ・サプライズと受け止められ、引き続き買いが殺到した。

同様にメディア工房<3815>もストップ高。先週末に発表した2019年8月期決算での業績見通しが好感されたようだ。発表した2020年8月期の業績予想は、営業利益が256.5%増の7200万円になるとした。

また、ブシロード<7803>やブロッコリー<2706>、サイバーステップ<3810>などが買われた。

他方、コロプラ<3668>が続落。gumi<3903>もさえない。ケイブ<3760>は乱高下。前場では99円高の929円まで買われる場面があったが、引け間際にマイナスに転じた。


【関連記事】
メディア工房、19年8月期は売上高10%減、営業益36%減に 主力の占いコンテンツは漸減続く ゲームは運営タイトル数の減少に加えて新作開発費も
ブロッコリー、第2四半期の営業利益は1.5%増の3.4億円…『うたの☆プリンスさまっ♪(うた☆プリ)』関連音楽CDやTCG『Z/X』が貢献
【決算】ブロッコリー、第2四半期は新規コンテンツの先行費用吸収し営業増益…劇場版『うたプリ』関連CDや『Z/X』など高採算商品が貢献
エディア、第2四半期は56%増収・赤字幅大幅縮小 電子書籍やドラマCDが拡大に貢献 『アイドルうぉーず』など運営移管タイトルも堅調



【ゲーム関連株一覧】
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高69億6300万円、営業利益2億4300万円、経常利益2億1300万円、最終利益25億7900万円(2023年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
企業データを見る
株式会社メディア工房
https://www.mkb.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社メディア工房
設立
1997年10月
代表者
代表取締役社長 長沢 一男
決算期
8月
上場区分
東証グロース
証券コード
3815
企業データを見る
株式会社エディア
http://www.edia.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エディア
設立
1999年4月
代表者
代表取締役社長 賀島 義成
決算期
2月
直近業績
売上高24億9400万円、営業利益1億2300万円、経常利益1億1300万円、最終利益1億800万円(2022年2月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3935
企業データを見る