『FGO』が1週間にわたり首位をキープ バンナムの新作『ガンダムブレイカーモバイル』が初のトップ10入り…App Store売上ランキングの1週間を振り返る


8月5日~8月9日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ってみたい。この週は週初の5日に首位に立ったFGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が1週間にわたって首位をキープした。『FGO』は、前週末に開催した4周年を記念した大型リアルイベント「Fate/Grand Order Fes. 2019 カルデアパーク」で、多くの新情報やイベント・召喚の開始を発表しており、その余韻の強い1週間だったと言えそうだ。

また、この週は、バンダイナムコエンターテインメントの『ガンダムブレイカーモバイル』が7位に上昇し、初のトップ10入りを果たした。7月31日にリリースされたばかりの新作である本作だが、ガンダム関連のアプリゲームとしては久々のヒットとも言えるような好スタートを切っている。このまま上位タイトルとして定着していけるのか、今後の推移を見守りたい。


 
■8月5日

FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。『FGO』は、8月4日19時より、「Lostbeltピックアップ召喚(日替り)」と「亜種特異点ピックアップ召喚(日替り)」という2つのピックアップ召喚を開催しており、期間限定サーヴァント「★5(SSR)レオナルド・ダ・ヴィンチ(ライダー)」が登場していることが売り上げに寄与しているようだ。

また、Cygamesの『グランブルーファンタジー』が前日の11位から4位に上昇した。『グラブル』は、8月4日19時にレジェンドガチャを更新し、イベント「ビリビリ☆エレクトリカルサマー」の登場キャラの解放武器と召喚石の出現率がアップしていることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


そしてこの日のトピックスは、バンダイナムコエンターテインメントが7月31日にリリースした新作『ガンダムブレイカーモバイル』が18位まで上昇し、トップ30入りを果たしたことだ。このままさらに上位をうかがうことになるのか、今後の動向に注意を払っておきたい。
 
出所:AppAnnie


 
■8月6日

FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。トップ10圏内では、ブシロード<7803>とKLab<3656>の『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』が前日の98位から10位に飛び込んできた。『スクフェス』は、8月5日16時より、「スクフェスAC連動キャンペーン」を開催しており、スクフェスAC衣装「スターライト・セーラー」のUR(覚醒済)をゲットできるBOX勧誘が登場していることが売り上げを伸ばす要因となっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、Supercellの『クラッシュ・ロワイヤル』が前日の73位から13位まで急浮上した。『クラロワ』は、8月5日より、シーズン2:「難破」をスタートしており、シーズン2:「難破」の新たな「クラロワパス」の販売を行っていることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


 
■8月7日

上位5タイトルの順位が前日と変わりなく、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。ランキングの動きが目立ったのは、スクウェア・エニックスとアカツキ<3932>の『ロマンシング サガ リ・ユニバース』が前日の32位から16位まで急上昇してきたことだ。『ロマサガRS』は、8月6日12時より、スペシャルショップに1人1回まで購入できるロックブーケ着せ替え衣装セットが登場(関連記事)していることなどが直近の順位上昇につながっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、コナミデジタルエンタテインメントの『遊戯王 デュエルリンクス』が前日の45位から25位に上昇し、トップ30に復帰した。『遊戯王DL』は、人気カードを同封し、1回だけ購入できる限定セット「コズミック・サイクロンセット」の販売を8月6日より開始(関連記事)していることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


 
■8月8日

FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープし、2位にはバンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボール レジェンズ』が前日の108位から一気に飛び込んできた。『DBレジェンズ』は、8月7日16時より、メインアビリティで超サイヤ人に変身するLEGENDS LIMITED「孫悟空」が登場したガシャ「LEGENDS DUEL ON NAMEK」を開催(関連記事)していることなどが売り上げに大きく貢献しているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、この日はバンダイナムコエンターテインメントの『ガンダムブレイカーモバイル』が前日の19位から7位に上昇し、初のトップ10入りを果たした。『ガンダムブレイカーモバイル』は、8月7日12時より、新機体「ガンダムエクシア(★4)」と「ガンダムデュナメス(★4)」、AIパイロット「シャア・アズナブル(★4)」と「イザーク・ジュール(★3)」を追加し、そのピックアップガシャを開催(関連記事)していることが、初のトップ10入りを原動力となったもよう。
 
出所:AppAnnie


 
■8月9日

FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。上位陣では、NetEase Gamesの『IdentityⅤ 第五人格』が前日の27位から2位まで急上昇してきた。『IdentityⅤ』は、8月8日のメンテナンス後より、『ペルソナ5』とのコラボイベントを開始しており、コラボ宝箱【Persona5コラボ真髄】にUR衣装「曲芸師-雨宮蓮(覚醒可能)」とSSR衣装「オフェンス-坂本竜司(覚醒可能)」、SSR衣装「踊り子-高巻杏(覚醒可能)」、SSR衣装「納棺師-喜多川祐介(覚醒可能)」が登場していることが売り上げに寄与しているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、スクウェア・エニックスの『星のドラゴンクエスト』が前日の49位から8位に上昇し、トップ10圏内に入ってきた。『星ドラ』は、8月8日のメンテナンス終了後より、新そうび「ゴッドアックス」&「英雄王そうび」と「大魔道士の杖」&「大魔道士そうび」が宝箱ふくびきに登場(関連記事)していることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、8月8日17時より、「けいおん!」「ご注文はうさぎですか?」「きららファンタジア」のキャラクターが登場する「期間限定 2019 水着キャラクター召喚・第3弾」を開催中(関連記事)の芳文社とアニプレックス、ドリコム<3793>の『きららファンタジア』が前日の234位から18位まで急浮上した。
 
出所:AppAnnie
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
https://www.bandainamcoent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
設立
1955年6月
代表者
代表取締役社長 宇田川 南欧
決算期
3月
直近業績
売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
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FGO PROJECT

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FGO PROJECT
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