「VARK」を運営するActEvolve、シリーズAとしてKLabやgumi venturesなどから約2億円の資金調達



VRライブプラットフォーム「VARK」を運営するActEvolveは、本日(8月7日)、シリーズAとしてgumi ventures 3号投資事業有限責任組合、 gumi X Reality、 KLab、 三菱UFJキャピタル、 その他非公開株主を引受先とした第三者割当増資による約2億円の資金調達を実施したと発表した。

「VARK」はバーチャルアーティストのパフォーマンスをあたかも自分がライブ会場にいるかのように体感できるサービス。「バーチャルアーティストが目の前に来て歌ってくれる」、 「観客がアクションでライブを盛り上げることができる」など、 現実のライブでは困難な多種多様な演出で「VRならではのライブ体験」を存分に味わうことができる。

「VARK」で行われるライブはバーチャルユーチューバーによるものが主だったが、今後はアニメ・漫画等の有名キャラクターやバーチャルではないアーティストのライブイベントも実施する予定。 今回調達した資金はそのための機能開発、 コンテンツ制作、 人材獲得に利用する。また、PSVRなど新規プラットフォームへの対応も進める。
 



株式会社ActEvolve 代表取締役 加藤卓也 氏

10年前、 「全てはソーシャルになる」とマーク・ザッカーバーグは言いました。 
そして本当に世界中の人々はソーシャルで繋がり合い、 多くのことをシェアし、 情報が行き交う便利な社会が到来しました。 
この大きな流れは今後もっと加速していくはずです。 
その一方で、 世界はソーシャルの普及に伴い「イケてる」「映える」が蔓延し、 他者に定義された「幸せ」を生きる世の中になりました。 
人間の幸せってもっと正直で、 もっと自分が望んだものを手に入れ、 もっと自分がいいと思った表現をするものだと僕は思います。 
そんな違和感のようなものを払拭するため、 このVARKを作り始めました。 
VR空間では好きなアバターを身にまとい好きな時間に好きな場所で生きることができます。 
その中で「自分がなりたかった姿と、 自分が見てほしい表現」を実現し、 「それを望むファン」と楽しむ世界を僕たちは作りました。 
それがVARKです。 
我々の使命はこの新しい世界をもっと広く、 多くの人に届けることです。 
ここから10年で「全てはバーチャルになります。 」