【株式】タカラトミーが急落 大幅な減益となった第1四半期決算を嫌気

本日(8月7日)の東京株式市場では、タカラトミー<7867>が「窓」を開けて急落。一時は、前日比241円安(17.9%安)の1103円まで売り込まれる場面があった。前日(8月6日)に発表された第1四半期決算が嫌気されたもよう。

同社は、6日、第1四半期(4-6月)の連結決算を発表し、営業利益が前年同月比で66.8%減の5億5500万円、経常利益が同87.8%減の2億4300万円と大きく落ち込んだ。

「ベイブレードバースト」の国内と韓国での販売減少、海外子会社におけるキャラクター玩具の販売終了、TCG「デュエル・マスターズ」の減収などが響いたという。為替差損も収益を圧迫した。

なお、2020年3月通期の業績予想は従来予想から変更なし。営業利益が前期比0.6%増の145億円、経常利益が同0.7%増の144億円を見込む。


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(注)8月7日の株価は前場のものとなる。