【ゲーム株概況(8/2)】大型タイトルのリピート販売で1Q決算好調のカプコンが逆行高 enishは4日続伸 イグニスやオルトプラスなどが安い

8月2日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅反落し、前日比453.83円安の2万1087.16円で取引を終えた。米国のトランプ大統領が対中追加関税の発動を表明したことで、米中貿易摩擦への懸念が一気に広がる格好となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に軟調な銘柄が目立つ中で、カプコン<9697>が逆行高した。カプコンは、前日8月1日に発表した第1四半期決算が、「バイオハザード RE:2」や「デビル メイ クライ 5」「モンスターハンター:ワールド」など大型タイトルのリピート販売が好調で、事前の市場予想を上回る数値となったことが評価材料となっている。

また、enish<3667>が4日続伸となったほか、アカツキ<3932>が反発した。バンク・オブ・イノベーション<4393>も後場に入って一段高した。

半面、イグニス<3689>やオルトプラス<3672>、アクセルマーク<3624>が売られ、任天堂<7974>も反落した。


■関連銘柄
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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