【株式】カプコンが逆行高、年初来高値更新 第1四半期の営業利益が50%増の77億円と大幅な伸びに、上ブレ期待も

8月2日の東京株式市場では、日経平均が一時500円となるなど全体安となるなか、カプコン<9697>が大幅高となり、年初来高値を更新した。東証1部値上がり率2位となっている。

昨日発表した第1四半期(4-6月)の連結決算が好感された。大型のリピートタイトルが引き続き海外で人気が持続するとともに、好採算のダウンロード販売が拡大し、営業利益は前年同期比50.8%増の77億0300万円と大きく伸びた。

同社によると、「バイオハザード RE:2」や「デビル メイ クライ 5」がユーザー層の拡大により続伸したほか、同じく旗艦タイトル「モンスターハンター:ワールド」も根強い人気に支えられ息が長い売行きを示したという。

2019年3月通期の営業利益の計画である200億円に対して、その進ちょく率が38.5%に到達しており、業績の上ブレも期待されているという。

なお、野村證券は、同社のレーティングについて「ニュートラル」の継続とし、目標株価を2500円から2600円に引き上げたもよう。


【関連記事】
【詳報】カプコン、第1四半期の営業益は50.8%増の77億円と大幅増…「バイオRE2」「デビル5」「MHW」などのリピート&DL販売伸びる
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
企業データを見る