サイバーエージェント、ゲーム事業の4~6月の営業益は12%増の83億円 好調な既存タイトルとコスト適正化で 個別の新作への言及はなし

サイバーエージェント<4751>は、本日(7月24日)、第3四半期(2019年4~6月)のゲーム事業の収益について、売上高が前四半期比4.2%減の382億円、営業利益が同12.0%増の83億円とQonQで減収増益となったことを明らかにした。売上はQonQでこそ減収だが、前年同期比では7.5%増だった。
 


主力タイトルが周年を迎えた次の四半期ということで反動減が予想されたものの、四半期ベースで過去3番目の売上となったほか、2ケタの増益を達成したという。既存の主力タイトルが好調に推移したことに加え、コスト適正化などが奏功したという。

なお、新作ついては、2019年内は5タイトルを提供する予定。藤田晋社長は「市場環境を見ると、新作をヒットさせる難易度が高くなっているが、なんとか新しいものを当てたい」と述べるに留め、個別のタイトルへの言及は特に行わなかった。
 


 
(編集部・木村英彦)
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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