バンナム、19年3月期の営業利益は11%増の325億円 16年3月期比で倍以上に ドラゴンボールやワンピース、アイマスシリーズ好調

バンダイナムコエンターテインメントは、6月20日、2019年3月期の決算公告を発表し、売上高2544億円(前の期比1.0%減)、営業利益322億円(同12.7%増)、経常利益325億円(同11.6%増)、最終利益247億円(同8.6%増)と増益を達成した。営業利益と経常利益は300億円を突破し、過去最高益となったようだ。

同社は、バンダイナムコホールディングス<7832>の主要子会社のひとつで、「ネットワークエンターテインメント戦略ビジネスユニット」の主幹会社となっている。ネットワークコンテンツの企画・開発・配信、家庭用ゲームの企画・開発・販売、ライブイベントの企画、グッズ販売などを行っている。

バンダイナムコホールディングスの決算報告によると、スマートフォンゲームについては、「ドラゴンボール」や「ワンピース」、国内の「アイドルマスター」シリーズなどの主力タイトルがユーザーに向けた継続的な施策により好調に推移した。また、新プラットフォームの立ち上げ等の新たなサービス創出に向けた取り組みを行った。

また、家庭用ゲームにおいては、「SOULCALIBUR Ⅵ」、「ACE COMBAT7: SKIESUNKNOWN」、「ジャンプフォース」等のワールドワイド向け新作タイトルの販売に加え、既存タイトルのリピート販売や国内新作タイトルなどの販売が好調に推移した。

業績推移は以下のとおり。営業利益については2016年3月期との比較で倍以上になったことが確認できる。
 
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
https://www.bandainamcoent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
設立
1955年6月
代表者
代表取締役社長 宇田川 南欧
決算期
3月
直近業績
売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
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