マーベラスの音楽映像事業、2019年3月期は増収増益…ステージやアニメなどの主力シリーズ好調、二次利用も押し上げ

マーベラス<7844>の音楽映像事業は、売上高が前の期比7.5%増の68億7600万円、セグメント利益が同2.4%増の21億0200万円となり、いずれも過去最高を更新した。アニメと映画が好評だったことに加え、ステージ各公演とパッケージ販売好調だった、としている。またアニメとステージの二次利用収入も収益を押し上げた。
 


音楽映像制作部門では、TVアニメ『HUGっと!プリキュア』、『東京喰種トーキョーグール:re』の第1期と第2期、『千銃士』のアニメをテレビ放送し、それぞれパッケージ商品化した。また、『HUGっと!プリキュア』劇場版を昨年の10月、「刀剣乱舞」の実写映画、『映画刀剣乱舞』を今年の1月に、さらにプリキュアの劇場版最新作を3月に公開し、観客動員数が好調に推移した。

他方、ステージ部門では、前期の新作として、「舞台『戦刻ナイトブラッド』」を昨年8月より、「『家庭教師ヒットマン REBORN!』the STAGE」を9月より公演を行った。シリーズ作品では、「舞台『刀剣乱舞』」、「ミュージカル『テニスの王子様』」や『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』といった人気シリーズの新作公演が引き続き盛況だったとのこと。
 
株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高253億4100万円、営業利益24億8800万円、経常利益29億3100万円、最終利益19億2500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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