スクエニ、1~3月スマホゲーム売上高は37%増の257億円 『ロマサガRS』貢献 『ラストイデア』はまずまず 『OCTOPATH TRAVELER』は一線を画すものに

スクウェア・エニックス・ホールディング<9684>のスマートフォン・PCブラウザゲームの2019年1~3月の売上高が前四半期比で36.7%増の257億円だった。ここ数年、第4四半期は高くなる傾向にあるが、6月4日に公開した決算説明会の概要によると、アカツキ<3932>との共同タイトル『ロマンシング サガ リ・ユニバース(ロマサガRS)』の貢献や年始セールの好調によって前四半期比で大幅に増収となったという。

ただ、第3四半期累計の計画未達分をカバーすることができず、2019年3月通期の数字は10%減の838億円と前年比でマイナスになったとのこと。
 


なお、直近の新作では、『ラストイデア』が「まずまずの出足」とした。

また、新作として、『OCTOPATH TRAVELER』のスマートフォン版を発表済みで、βテストの結果は好評で、他のスマートフォン向けゲームとは「一線を画すものにしたい」とのこと。今後、『OCTOPATH TRAVELER』のように一つのフランチャイズを家庭用ゲーム機とスマートフォンの双方に展開して、数字の積み上げを図る考えだ。
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高3432億6700万円、営業利益443億3100万円、経常利益547億0900万円、最終利益492億6400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
企業データを見る