Panic、新型携帯ゲーム機「playdate」を2020年に販売開始 シーズン方式によるプレイ体験を提供へ

米国・オレゴン州ポートランドを拠点とするアプリ開発メーカーPanicは、新型の携帯ゲーム機「playdate」を発表した。

黄色を基調としクランクを搭載した特徴的な筐体を持つ「playdate」は、追加課金を必要としないシーズン方式による革新的なゲーム配信を行っていくという。同社は「playdate」を楽しみを追求するために作ったという。
 

液晶にはシャープ製の2.7インチ、400 × 240、高コントラストで超高精細、高反射でバックライトを必要としない美しいモノクロのスクリーンを採用。またWi-Fi、Bluetooth、USB-Cとヘッドフォンジャックが搭載している。更に筐体にはクランク型のコントローラーをを備えている。サイズは74mm × 76mm × 9mmととても小さく薄い筐体になっている。なお、OSはカスタムOSだという。その他チップセットなど詳細は明らかにしていない。

ゲームは毎週1タイトルずつ、12週間に渡って配信していく。「Playdate」が点滅することで新しいゲームが届いたことがわかるが、実際にプレイするまではそれがどんなゲームなのか秘密となっている。

同社は世界でも有数のゲームデザイナーを募り、秘密裏にこのゲーム機専用のタイトルを準備、Playdateは単なるハードウエアでは無く、体験を提供したいという。なお現時点で明らかになっているクリエイターは、『塊魂』の高橋慶太氏、Bennett Foddy氏、Shaun Inman氏、Zach Gage氏などの名前が挙がっている。

Playdateは2020年出荷予定で、2019年後半にプレオーダーを開始する。価格は149USドルとのこと。

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