ビットアイル、前7月期は経常68%増 クラウド・ソーシャルゲーム関連好調で

 ビットアイル<3811>の平成22年7月期の連結業績は、売上高97億3100万円(前期比23.7%増)、経常利益10億7000万円(同68.1%増)、当期純利益6億2800万円(同86.7%増)となりました。

 同社では、iDCサービスにおいて、稼働ラック数が前期比10.3%増の3327ラックとなる等、売上高、顧客数ともに着実な積み上げを達成することができた、とのこと。データセンターの増設による強い需要に対する供給量の拡大や、クラウドコンピューティング関連のサービスラインナップの拡充、ソーシャルゲーム事業者向けサービスの提供の開始等、サービス提供基板の拡大だけでなく、サービス提供範囲も拡大させたことが奏功した模様です。

 平成23年7月期の業績については、売上高120億円(前期比23.3%増)、経常利益16億円(同49.4%増)、当期純利益9億円(同43.2%増)を見込んでいます。

 同社では、ITアウトソーシングニーズや通信技術の進化、デバイスの進化・多様化、クラウドコンピューティングへの対応等を背景に堅調な市場環境が続くと予想しており、引き続きクラウドコンピューティング関連やソーシャルゲーム関連のサービスラインナップを充実させていく方針。ワンストップと月額サービス化を行っていく模様です。

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