9月8日付けの新聞記事

 サイバーエージェントの精力的な動きが目立ちますね。 ■サイバーエージェント、アジア企業への投資加速との報道  9月8日付の日経新聞は、サイバーエージェント<4751>がアジアのネット企業への投資を加速すると報じています。報道によれば、子会社のサイバーエージェント・インベストメントを通じて、台湾やベトナム、中国などのゲーム関連やSNS運営の企業を中心に年10社程度に投資する計画で、2012年までに合計60億円程度の出資を目指すとのこと。出資先の香港やシンガポールでの上場を支援するほか、グループとしてアジア展開の足掛かりとすることが狙いだそうです。 ■ネクソン、ガマニアのMMORPG「ディビーナ」を配信  9月8日付の日経産業新聞は、オンラインゲーム大手のネクソンが、ガマニアデジタルエンターテインメントの人気ゲーム「ディビーナ」を提供する契約を締結したと報じています。報道によれば、本格的なRPGのタイトルを充実させることで、自社のゲームサイトを活性化させる狙いとのこと。  記事がよくわからなかったので、僕も少し調べたところ、いわゆる「チャネリング」に関する契約締結だったようですね。ガマニア社独自でも「ディビーナ」を配信しますし、ネクソンでも提供する、ということのようです。 ■セガのファンタシースターとカロリーメイトが連携  9月8日付の日経産業新聞は、セガサミーHD<6460>傘下のセガが今冬発売予定の人気ゲーム「ファンタシースターポータブル2インフィニティ」で、大塚製薬の「カロリーメイト」と連携する、と報じています。報道によれば、ゲーム内アイテムとして「カロリーメイト」が登場する一方、大塚製薬のサイト上でも同タイトルの告知などをする、とのこと。広告媒体としてのゲームの価値を高める狙いだそうです。  「龍が如く」でゲーム内広告やタイアップが話題になっていましたけど、これまでゲーム内広告は、あまり導入なされていませんでした。はっきりとして理由はわからないですけど、僕の会社では「ゲームの世界観を壊してしまう」という問題をあげていました。そういうものはユーザーさんから嫌われてしまうのだ、と。セガさんがこの点、どうやってクリアーするのか注目すべきかと。