DeNA、500億円の大規模な自社株買いを実施 守安社長「成長に向けた投資は弱めない」



ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、3800万株・500億円を上限とする大規模な自社株買いを行うことを明らかにした。実施期間については、取得規模が大きいことから、5月13日から2020年4月30日までとし、市場で買い付ける。資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行とともに、株主還元策として1株当たりの価値向上のため、と説明している。

決算説明会で、新規事業への投資やM&Aなど資金需要との関係を聞かれると、守安功社長は「成長に向けた投資を弱める考えはない」とコメントした。ゲーム事業とスポーツ事業で収益を稼ぎながら投資を行っていく。M&Aについては「積極的にやると言って実現できていないが、利益が出てキャッシュを生んでいる会社を対象に考えている」と述べるにとどめた。
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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