GW明けの首位は『パズドラ』、「悟飯・悟空・悟天」の日で『ドッカンバトル』『DBレジェンズ』が好調、新作『Ash Tale-風の大陸-』も存在感示す…App Store売上ランキングの1週間を振り返る


 
5月7日~5月10日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ってみよう。

GW10連休明けの初日に首位に立ったのは、5月6日からサンリオキャラクターズとのコラボを開始したガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』。コラボオリジナルデザインの「大魔女ハローキティ」や「リトルツインスターズ」などの存在が首位獲得に貢献したようだ。

また今週は、『ドラゴンボール』の登場キャラクターである悟飯(5月8日)、悟空(5月9日)、悟天(5月10日)の日にちなんだ施策が『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』、『ドラゴンボール レジェンズ』で行われ、ゲーム内が活性化。『ドッカンバトル』は9日に首位に立ち、『DBレジェンズ』も10日のランキングで前日223位から2位に急浮上するなど、盛り上がりを見せた。

その他、連休前の4月25日に正式サービスを開始したX-LEGEND ENTERTAINMENT JAPANの『Ash Tale-風の大陸-』が7日に初のトップ30入り、さらに9日にはトップ10入りを果たすなど、新作タイトルとして存在感を示した。

 
■5月7日

 

GWの10連休明けとなる5月7日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が首位を獲得した。

『パズドラ』は、5月6日より、サンリオキャラクターズとのコラボを開始しており、コラボによるオリジナルデザインの「大魔女ハローキティ」やキキ&ララでおなじみの「リトルツインスターズ」、見た目もユニークな「KIRIMIちゃん.」や「ぐでたま」「ポチャッコ」などが登場していることが売り上げにつながったようだ。
 
出所:AppAnnie


また、この日のトピックスは、GW連休前の4月25日に正式サービスを開始したX-LEGEND ENTERTAINMENT JAPANの『Ash Tale-風の大陸-』がじりじりと順位を上げ、28位とトップ30圏内に入ってきたこと。本作は、冒険やバトルはもちろん、ほのぼのとした農場ライフを楽しむことができるファーム機能など、やりこみ要素も備えたスマホ向けドラマチックアクションRPG。今後も引き続き上位をうかがうことになるのか、その動向に注目が集まった。
 
出所:AppAnnie


ほか、Cygamesの『グランブルーファンタジー』やレベルファイブとNHN PlayArtの『妖怪ウォッチ ぷにぷに』などがトップ30に復帰した。
 
 
■5月8日
 


5月8日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、NetEase Gamesの『荒野行動』が首位に立った。

ランキングの動きで目立ったのは、ZLONGAMEの『ラングリッサー モバイル』が前日の52位から13位まで急上昇し、トップ10に迫ったことだ。『ラングリッサー モバイル』は、5月7日より、期間限定イベント「サマーフェスティバル」を開催するとともに、「SSR ルナ」「SSR ティアリス」「SSR ラーナ」をピックアップした期間限定召喚「プリンセスコレクション」も実施していることなどが売り上げにつながったようだ。
 
出所:AppAnnie


また、KLab<3656>とブロッコリー<2706>の『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』が前日の48位から27位に浮上し、トップ30に復帰した。『シャニライ』は、5月7日14時より、ピックアップ撮影「雪月花 -I remember you-」を開始しており、聖川真斗、一ノ瀬トキヤ、カミュのUR【雪月花】の出現率がアップしていることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、GAMEVIL COM2US Japanの『サマナーズウォー: Sky Arena』と、Playrix Gamesの『ガーデンスケイプ』がトップ30に復帰した。
 
 
■5月9日
 

5月9日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が首位に立った。『ドッカンバトル』は、「悟飯・悟空・悟天」の日キャンペーンを5月8日より順次開催しており、9日15時からは「極限DOKKANフェス」も開催となった。

また、この日のトピックスは、4月25日に正式サービスを開始したX-LEGEND ENTERTAINMENT JAPANの新作『Ash Tale-風の大陸-』が前日の28位から10位に上昇し、初のトップ10入りを果たしたことだ。『Ash Tale』は、5月8日のメンテナンス終了後より、アバターガチャラインアップを更新し、和風メイド(女性限定)など新たな6種類のアバターが登場したほか、冒険に役立つアイテムが詰まった5種類のお得なBOXが期間限定でショップに登場したことなども売り上げに寄与したようだ。
 
出所:AppAnnie


ほか、5月8日17時30分より、「期間限定ガチャ みかづき荘のSummer Vacation」と「期間限定ガチャ 波打ち際のリボン」を復刻開催しているアニプレックスの『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』が前日の141位から28位まで急上昇した。
 
出所:AppAnnie
 
 
■5月10日
 
 
5月10日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、NetEase Gamesの『荒野行動』が首位を回復した。

続く2位には、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボール レジェンズ』が前日の223位から一気に飛び込んできた。『DBレジェンズ』は、5月9日15時より、ガシャ「LEGENDS STEP-UP Vol.3」を開催(関連記事)しており、「超サイヤ人 孫悟空」「超サイヤ人 孫悟飯:青年期」「超サイヤ人 孫悟天:幼年期」がSPARKINGキャラクターとして新登場していることが売り上げを伸ばす要因となっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、Epic Gamesの『フォートナイト』が前日の80位から18位まで急上昇してきた。『フォートナイト』は、5月9日より、コンバットショットガンが新たな武器として追加されたほか、「武士道」と「ツースクープ」のセットをアイテムショップに追加したことなどが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、NetEase Gamesの『IdentityⅤ』や、日本聖訓の『王に俺はなる』がトップ30に復帰するなど、海外パブリッシャー系のタイトルの活躍が目立った。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
https://www.bandainamcoent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
設立
1955年6月
代表者
代表取締役社長 宇田川 南欧
決算期
3月
直近業績
売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
企業データを見る
株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高243億3600万円、営業利益57億円、経常利益52億700万円、最終利益13億4200万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
企業データを見る