CRI・ミドルウェア、中間期の営業利益は70%増の2億1200万円…スマホゲーム中心に「CRIWARE」のラインセンス売上伸びる

CRI・ミドルウェア<3698>は、5月9日、第2四半期(2018年10月~2019年3月)累計の連結決算を発表し、売上高9億2800万円(前年同期比31.9%増)、営業利益2億1200万円(同70.8%増)、経常利益2億1300万円(同68.0%増)、最終利益1億4600万円(同64.2%増)だった。

 


主力のゲーム分野では、ミドルウェア活用企業の裾野が拡大してきたこともあり、「CRIWARE」の国内ライセンス売上がスマートフォン向けを中心に好調に推移した、としている。

組込み分野は、遊技機向けおよび家電・IoT等向けの受注が想定以上に落ち込んだことなどで減少。医療・ヘルスケア分野は、前期に受注したクリニック向け大型開発案件が引き続き好調に推移した。

新規分野は、WEB動画ミドルウェア「LiveAct PRO」が時流の後押しもあり着実に増加しており、動画向けソリューション「CRI DietCoder」も監視カメラ向けを中心に堅調だった。

なお、2018年5月に完全子会社化したウェブテクノロジについては、販促面での連携を継続し、顧客への提案強化に取り組んでいるとのこと。


 
■2019年9月通期の見通し

続く2019年9月通期は、売上高19億円(前期比15.8%増)、営業利益4億1000万円(同2.1%増)、経常利益4億2000万円(同1.5%増)、最終利益2億9100万円(同2.4%増)と増収増益を見込む。

 
株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
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