【ゲーム株概況(5/8)】目標株価引き上げのサイバーエージェントが高い 決算への警戒感からコロプラが軟調、カプコンも安い

5月8日の東京株式市場では、日経平均株価が大幅続落。前日比32.13円安の2万1602.59円で取引を終えた。米中貿易摩擦への警戒感で売られた米国株の流れを受けて東京市場でも売り優勢だった。円高も嫌気され、先物主導で一時400円を超える下げもなる場面もあった。

こうしたなか、ゲーム関連株をみると、サイバーエージェント<4751>が買われた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「ニュートラル」の継続としつつ、目標株価を3600円から3700円に引き上げたことが観測されており、材料視されたもようだ。

他方、コロプラ<3668>がさえない。この日の引け後に第2四半期の決算発表を控えており、警戒感から売り優勢となったようだ。KLab<3656>やgumi<3903>、シリコンスタジオ<3907>などもさえない。

カプコン<9697>も軟調。昨日(5月7日)、2019年3月期の決算を連結発表し、営業利益が前の期比13.1%増の181億円だった。20年3月期も前期比10.2%増の200億円を見込む。会社四季報予想の19年3月期の営業利益200億円、20年3月期220億円を下回った。


■ゲーム関連株
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
企業データを見る
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
企業データを見る
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
企業データを見る