enish、1Qは売上高27%減、3.9億円の営業赤字を計上 新作『De:Lithe』と『HiGH&LOW』の開発コスト計上で費用が膨らむ

enish<3667>は、4月26日、2019年12月期の第1四半期(1~3月)の決算(非連結)を発表、売上高11億500万円(前年同期比27.0%減)、営業損益3億9200万円の赤字(前年同期9700万円の赤字)、経常損益3億9300万円の赤字(同1億200万円の赤字)、最終損益3億9800万円の赤字(同1億700万円の赤字)となった。
 

欅坂46・日向坂46公式ゲームアプリ『欅のキセキ』は、引き続きユーザーから高い評価を得ており、累計400万ダウンロードを突破した。より多くのユーザーに楽しんでもらえるよう、機能の追加、魅力的な施策を実施していくことで収益基盤の安定化に努めている。また、『ぼくのレストラン2』『ガルショ☆』は、サービス開始から8年経過した現時点でも収益水準を維持しており、今後もよりきめ細やかな対応を図ることで、ユーザー満足度向上に努めていくとしている。

一方、新作については、自社のノウハウを生かしたオリジナルタイトル『De:Lithe(ディライズ) ~忘却の真王と盟約の天使~』と、「HiGH&LOW」シリーズ初となる公式ゲームアプリ『HiGH&LOW THE GAME ANOTHER WORLD』のリリースに向けた開発を進めており、この開発コストが計上された。

また、上海晨之科信息技术有限公司(MorningTec)とゲームアプリを共同開発し、日本のみならず全世界で配信すること、ならびにMorningTecが開発するゲームアプリをenishがローカライズし日本で配信することについて合意した。その第一弾として『Equinox(エキノックス)~侵食されたセカイ~)』を日本国内でも配信する準備も進めている。


なお、2019年12月期通期の予想については、エンターテインメント事業を取り巻く環境は変化が激しく、同社の事業も短期間に大きく変動する可能性があることなどから、信頼性の高い業績予想数値を算出することが困難とし、非開示としている。
株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
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