SANKYO、2019年3月期の営業益予想を120億円から210億円に大幅上方修正 パチンコ堅調、原価低減や研究開発費の削減が寄与

SANKYO<6417>は、昨日(4月3日)、2019年3月期の業績予想を上方修正し、営業利益を120億円から210億円、経常利益を130億円から220億円、最終利益を90億円から130億円にそれぞれ引き上げた。売上高については、900億円から880億円に引き下げた。

従来予想からの修正率は、売上高が2.2%減、営業利益が75.0%増、経常利益が69.2%増、最終利益が44.4%増となる。

 


同社では、2018年2月改正の風営法に基づく新規則機への以降が2021年1月末まで猶予があることから、新台入替が低調だった、としている。パチスロ機が低迷した一方、パチンコ機は堅調に推移したという。

コスト面では、引き続き原価低減に積極的に取り組んでおり、粗利益率の改善が進んだ機種が堅調に販売を伸ばした。また、研究開発費をはじめとする販管費の削減にも努めた結果、営業利益・経常利益は前回予想を上回る見込みとなった。このほか、投資有価証券評価損等39億円を特別損失として計上する見通し。

会社情報

会社名
株式会社SANKYO
設立
1966年4月
代表者
代表取締役社長CEO(最高経営責任者) 石原 明彦/代表取締役副社長執行役員COO(最高執行責任者) 富山 一郎
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
6417
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