サイバーエージェント、子会社CA Tech Kidsがスプリックスとの合弁会社キュレオを設立 プログラミング学習教材としての「QUREO」普及を加速へ
サイバーエージェント<4751>は、連結子会社で小学生向けプログラミング教育事業を行うCA Tech Kidsが、スプリックス<7030>との共同出資で、小学生向けプログラミング教材の開発・運営・販売を行う新会社キュレオを4月1日付で設立することを発表した。
今回設立されるキュレオは、小学生向けのプログラミング学習教材を開発し、主に学習塾や習い事教室等を運営する教育系事業者を対象に販売・提供する会社で、プログラミング教育専門事業者として6年間の実績とノウハウを誇るCA Tech Kidsと、個別指導塾「森塾」や「自立学習RED」の運営のほか、ITを活用した教育コンテンツ事業に強みを持つスプリックスとの合弁会社として設立される。
CA Tech Kidsは、2013年の設立以降、プログラミングスクールやワークショップの開催を通じ、延べ約3万人以上の子どもたちにプログラミング学習の機会を提供してきた。2018年2月にはオンラインでプログラミングを学習できるサービス「QUREO」(キュレオ)の提供を開始し、一般個人に加え、学習塾や習い事事業者、学校や自治体等にも「QUREO」を教材として提供し、好評を博してきた。
一方、スプリックスは、「森塾」「自立学習RED」などの学習塾を全国で計100教室以上展開し、3万人を超える生徒を擁しているほか、『「教育 ×IT」で世界 No.1になること』をビジョンに掲げ、ITを活用した教材、教室オペレーションシステムの構築にも強みを有している。
両社は、今回の連携および合弁会社設立により、学習塾や習い事事業者への「QUREO」導入を一層加速させ、今後3年間で1,000教室への導入を目指すとともに、全国の小学生への本格的なプログラミング教育の普及に努めていく方針だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751