『Fate/Zero [Next Encounter]』や『AKB48グループ ついに公式音ゲーでました。』で知られるS&Pが倒産…負債総額は約5億2800万円

東京商工リサーチは、3月13日、ゲームソフト開発会社のS&P(エスアンドピー)が3月6日に東京地裁より破産開始決定を受けたことを報じた。負債総額は約5億2800万円。

同社は、シーアンドシーメディア元社長の近石健介氏が2010年に創業した会社で、『Fate/Zero [Next Encounter]』、『魔法少女まどか☆マギカ オンライン』、『進撃の巨人 -反撃の翼-』などのオンラインゲームのほか、近年は『AKB48グループ ついに公式音ゲーでました。』やアニメ化もされた人気乙女系ゲーム『B-PROJECT 無敵デンジャラス』などの配信に関わっていた。

報道によると、2015年3月期の売上高は約25億6000万円をあげていたが、その後はヒット作に恵まれず業績が悪化し、2018年3月にはAKB48関連のゲームサービスを終了。その後、『B-PROJECT』作品の運営を別会社に移管し事業を停止していたという。


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