イマジニア、再生可能エネルギー事業から撤退…採算性の問題から事業の継続は困難との判断で

イマジニア<4644>は、本日(2月20日)、3月31日付で再生可能エネルギー事業を中止することを決定した。

同社の再生可能エネルギー事業は、中長期的な発電量の増加を目指して、水圧管路を利用した100kW以上の発電設備設置の新規立地開拓に取り組み、発電設備設置候補地にて地元関係者との調整や採算性調査を行ってきた。しかし、現在までの調査結果では、採算の確保は難しく、採算の改善に向けた調整や交渉には、さらに多くの時間とコストがかかることが想定されるため、事業の継続は困難であると判断し、中止を決定した。

今後は、同社の主力であるコンテンツ事業に経営資源を集中し、企業価値の向上に努めていく方針だ。

<再生可能エネルギー事業の経営成績>



なお、同事業の中止により、特別損失2700万円を計上する見込みだが、同社の連結業績への影響は軽微であり、2019年3月期連結業績予想に変更はないとしている。


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イマジニア株式会社
https://www.imagineer.co.jp/

会社情報

会社名
イマジニア株式会社
設立
1986年1月
代表者
代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
決算期
3月
直近業績
売上高66億4000万円、営業利益5億9600万円、経常利益9億3200万円、最終利益6億1000万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4644
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