CRI・ミドルウェア、中国のサウンド制作スタジオであるVanguard社と中国に合弁会社を設立 現地での「CRIWARE」の販売強化へ

CRI・ミドルウェア<3698>は、2月7日、中国のサウンド制作スタジオであるVanguard Sound Technology(以下、Vanguard社)と中国に合弁会社「CRI Middleware (China) Co., Ltd.(仮) 」を2019年3月に設立することを発表した。

同社は、海外市場では中国、北米を中心に「CRIWARE」の提供を行っており、特に中国市場においては、Vanguard社と2016年8月に業務提携を行い、中国ゲーム市場におけるミドルウェア事業強化に取り組んでいる。その中国ゲーム市場では、ミドルウェア普及率が比較的低く、潜在需要が巨大な市場であり、「CRIWARE」の普及をより迅速に進めていくことが課題となっている。

このような状況の下、同社とVanguard社は、中国現地法人を設立し、中国現地でのサポート体制の強化、情報の公開、現地コミュニティの醸成、SDKの機能追加などを行い、日本国内で豊富な実績のある高品質で魅力的なゲーム開発を可能とする「CRIWARE」の販売強化を進めていくこととなった。

<中国新会社概要>
名称:英語名 CRI Middleware (China) Co., Ltd.(仮)、中国語名 未定
所在地:中国上海市
代表者の役職・氏名:董事長 田中克己(CRI・ミドルウェア常務取締役)
事業内容:CRIWAREのライセンス提供、技術サポート
資本金:200万元(日本円で約3,200万円)
設立年月:2019年3月(予定) 
出資比率:CRI・ミドルウェア 70%、Vanguard Sound Technology 25%、Shanghai Mightyrocks Information Technology 5%

◆Vanguard社とは
高品質なサウンド制作で定評がある中国のサウンド制作スタジオ。中国版モンスターハンターオンラインをはじめ、各国iTunesミュージックゲームカテゴリでNo.1を取得したアプリ「Cytus」、また中国産アニメで評判が高く人気の「NANOCORE(納米核心)」など、中国のメジャーなゲームやアニメ向けに多数のサウンド提供の実績があり、数多くのゲーム開発会社およびエンターテインメント系企業との取引がある。CRI・ミドルウェアとは2016年8月に業務提携を行い、現在まで中国市場における「CRIWARE」のプロモーションから営業活動、技術サポートまでをサポートしている。
株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
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