ブランジスタ、1Qは売上高5%増、1億円の営業黒字に転換 休刊紙雑誌の電子雑誌技術を活用した復刊が実現

ブランジスタ<6176>は、2月6日、2019年9月期の第1四半期(10~12月)の連結決算を発表、売上高8億700万円(前年同期比5.8%増)、営業利益1億100万円(前年同期1億600万円の赤字)、経常利益1億400万円(同1億600万円の赤字)、最終利益6300万円(同1億3200万円の赤字)と黒字転換した。
 

電子雑誌業務は、グローバルゴルフメディアグループから出版されていたゴルフ雑誌「Double Eagle(ダブルイーグル)」を電子雑誌にリニューアルして発行する業務を受託した。これにより、休刊していた紙雑誌を電子雑誌技術を活用して復刊する、新たな取り組みが実現した。また、2018年9月期より強化してきた地方自治体とのタイアップ誌については、期中に新たに3誌を発行した。今後も、地方自治体や企業からの制作受託による新雑誌の発行増加に努めていく。さらに、国内・海外の旅行・観光情報を発信するWEBメディアを運営するDugong (現Crowd Lab)を子会社化し、創刊12年目の当社主力雑誌「旅色」の広告収益の最大化と媒体力強化を図っている。

ソリューション業務では、ECサポートサービスに加えてWEBサイト制作業務も増加し、引き続き好調に推移した。また、無料グローバルECプラットフォーム「cafe24(カフェ24)」を運営するCafe24 Japanと連携し、ECサポートサービスの新規クライアントの増加を図るとともに、既存クライアントが販売する商品・サービスの海外販売支援を強化した。

なお、2019年9月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高35億円(前期比3.9%増)、営業利益3億5000万円、経常利益3億5000万円、最終損益2億円の見込み。