ファンコミ、18年12月期の業績予想を下方修正 ITP対応などネット広告の変化が想定よりも大きく 買収したSeesaaの減損も

ファンコミュニケーションズ<2461>は、本日(2月4日)の引け後、2018年12月通期の業績予想の下方修正を行い、売上高353億円(前回予想382億円)、営業利益42億円(同49億円)、経常利益43億円(同51億円)、最終利益25億円(同35億円)とした。

従来予想からの修正率は、売上高が7.7%減、営業利益が15.5%減、経常利益が14.9%減、最終利益が27.1%減となった。

 


同社では、ITP(safari ブラウザが広告配信などを目的とする追跡用Cookie を識別すると一定期間後に Cookie の利用制限などを行うこと)への対応を含めネット広告市場の変化が想定よりも大きく、売上高が前回の予想数値を下回る見込みになった、としている。

利益面については、売上高が前回予想数値を下回る見込みとなったことと、市場の変化に対応するための費用が先行したことに加え、Seesaa(シーサー)を取得した際に発生したのれんについて、4億円の特別損失に減損損失として計上するため、としている。
株式会社ファンコミュニケーションズ
http://www.fancs.com/

会社情報

会社名
株式会社ファンコミュニケーションズ
設立
1999年10月
代表者
代表取締役社長 二宮 幸司
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2461
企業データを見る