【株式】ガンホーが大幅高 東証1部値上がり率1位 第4四半期の業績回復と自社株買いが刺激材料に

2月4日の東京株式市場では、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が大幅高となっている。14時2分現在、66円高(26%の上昇)の318円で取引されている。東証1部の値上がり率1位になっている。第4四半期の業績回復と自社株取得枠の設定が刺激材料になったようだ。

同社は、2月1日、第4四半期の業績を発表し、売上高が前四半期比59.2%増の303億3800万円、営業利益は同85.0%増の93億1200万円と大幅な増益だった。『パズル&ドラゴンズ』のMAU(月次アクティブユーザー数)が急回復し、売上が伸びたことに加えて、子会社GRAVITYの配信する『Ragnarok M』も貢献したという。

同時に、50億円を上限とする自社株買いを行うことも明らかにした。株主総会の承認が前提となることや株式併合のため、取得株数や実施時期などは未定となっている。


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ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
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