【速報2】モバイルファクトリー、18年12月期は2ケタ増収増益を達成 位置情報連動型ゲームの売上高は前年同期比45%増に

モバイルファクトリー<3912>は、1月25日、2018年12月期の連結決算を発表、売上高29億7800万円(前年同期比22.2%増)、営業利益8億4900万円(同15.4%増)、経常利益8億4800万円(同17.5%増)、最終利益5億8500万円(同14.4%増)となった。
 

ソーシャルアプリサービスの位置情報連動型ゲームについては、『ステーションメモリーズ!』において、他社IPとのコラボイベントの実施などを行った。6月に4周年を迎え、様々な施策を盛り込んだキャンペーンを実施しており、今年も8月から期間限定で「ステーションメモリーズ!4th Birthday Cafe」をオープンした。また、各地方自治体等とのイベントも開催しており、地方創生や地域活性化等を通じた社会貢献にも取り組んだ。それらの結果、ユーザー数および売上高ともに過去最高を更新した。

その他の位置情報連動型ゲームの『駅奪取』においては、各種イベントの実施など、アプリ(ゲーム)を継続して遊んでもらえるような施策を実施。一方で、『レキシトコネクト』は、9月をもってサービスを終了した。なお、位置情報連動型ゲーム全体の売上高は前年同期比45.9%増での着地になっている。

ブロックチェーン関連サービスについては、サービスの本格化にあたり、7月には100%子会社ビットファクトリーを設立した。また、プロジェクトの第一弾となる分散型アプリケーション(DApps)モバイルブラウザ「Quragé」(クラゲ) Android/iOS版をリリースした。その他にも、開発者向けDApps開発ツール「Uniqys Kit」正式版の公開に向けてベータ版をリリースした。

なお、2019年12月期の連結業績予想については、グループの事業を取り巻く環境が急速に変化しており、事業の成長速度を予測することが難しく、現時点で信頼性の高い通期の業績予想を算出することが困難なために非開示とし、第2四半期累計の連結業績予想のみを開示。2019年12月期の第2四半期累計(1~6月)は、売上高15億5800万円(前年同期比13.8%増)、営業利益4億500万円(同8.9%増)、経常利益4億500万円(同9.1%増)、最終利益2億8000万円(同9.3%増)の見込み。
 
株式会社モバイルファクトリー
http://www.mobilefactory.jp/

会社情報

会社名
株式会社モバイルファクトリー
設立
2001年10月
代表者
代表取締役 宮嶌 裕二
決算期
12月
直近業績
売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3912
企業データを見る