enish、ファッションレンタルサービス「EDIST.CLOSET」をアドベンチャーに3700万円で売却

enish<3667>は、本日（11月30日）、アドベンチャーにファッションレンタルサービス事業「EDIST.CLOSET」を3700万円で譲渡すると発表した。現金で決済する。譲渡実行日は12月1日となる予定。

「EDIST.CLOSET」は、2016年1月より提供をはじめた“持たないおしゃれ”をコンセプトとするファッションレンタルサービスで、プロのスタイリストが監修した最旬のコーディネートセットを月額7300円から提供しており、直近の決算（2017年12月期）の業績は、売上高1億3500万円、営業損益7400万円の赤字だった。
 

ファッションレンタルサービス市場は成長傾向であり認知度も高まっているすが、「EDIST.CLOSET」のサービス内容を認知させるには、一定の投資が必要だった。そのような背景のなか、営資源の選択と集中の観点から、「EDIST.CLOSET」をアドベンチャーに譲渡することにした、としている。今後、経営資源を得意分野であるゲーム事業に集約する。

なお、アドベンチャーを譲渡先とした理由について、オンライン予約サービスの開発で得たシステム構築、広告と集客ノウハウ、ターゲット顧客層などの面で、「EDIST.CLOSET」と高い相乗効果を得られること、経営基盤が安定しており、「EDIST.CLOSET」の運営に支障がなく、利用者への影響がないことをあげた。