『Shadowverse』プロリーグセカンドシーズンに「AXIZ(日本テレビ)」と「横浜F・マリノス」が参戦! 選手獲得に向けた説明会を実施


本格スマホカードバトル『Shadowverse(シャドウバース)』のプロリーグ「RAGE Shadowverse Pro League」のセカンドシーズンより、日本テレビ傘下の「AXIZ(アクシズ)」とプロサッカークラブ「横浜F・マリノス」が新規参入する。その説明会が7月7日(土)東京・渋谷にて開催され、プロリーグへの参戦を希望するプレイヤーが約200人集まった。

本稿では、両チームの代表者が行った選手勧誘のためのプレゼンが内容をまとめていく。すでにエントリーは開始されているので、リーグ参戦を考えている方は参考にしてほしい。

まずはRAGE Shadowverse Pro League運営事務局より、RAGEプロリーグコミッショナーである株式会社CyberZ取締役・青村陽介氏からリーグの説明が行われた。
 

2018年5月、eスポーツ大会「RAGE Shadowverse Pro League」が開幕し、ファーストシーズンとして「au デトネーション」「名古屋OJA ベビースター」「よしもとLibalent」「レバンガ☆SAPPORO」の4チームが参戦。試合は毎週日曜、全12節で行われ、大きな注目を集めている。そしてこの度、日本テレビ傘下の「AXIZ」と「横浜F・マリノス」が名乗りを挙げ、セカンドシーズンは全6チームでスタートすることになった。これらの試合の模様はAbemaTVとOPENREC.tvが放送する。

また、参戦するプレイヤーには給与保証制度が適用され、最低月額収入(給与)として30万円(税抜)が所属チームから支払われることも特徴の1つとなっている。

セカンドシーズンのスケジュールについては下記の通り。

・セカンドシーズン リーグスケジュール
期間:2018年10月~
開催日:土曜 or 日曜(両日開催もあり)
場所:OPENRECスタジオ(都内某所)
補足:通常RAGEにもエントリー可

●AXIZ

新たに参戦する「AXIZ」は、日本テレビ傘下のe-Sports事業に特化した子会社アックスエンターテイメント株式会社のプロeスポーツチーム。活動は「プロ大会への出場」「イベント・番組出演」「web実況配信」の3つで、リアルイベント・ネット配信・TV番組で活躍を積極的に見せていく方針となっている。また、『Shadowverse』を中心としたカードゲームだけでなく、ストラテジー、スポーツ、格闘、シューティングといったジャンルも今後取り組む予定で、世界的に活躍できるマルチゲーミングチームを目指すという。

AXIZのビジョンは「誰もが気軽に出来るeスポーツを多くの人に知ってもらいたい」「eスポーツの観戦シーンを創りたい」「世の中のゲーマーに対する認識をポジティブなものに変えたい」とし、ネットの時代だからこそ“人が主役”のeスポーツシーンを創造することだと語った。

なお、チーム名については、“軸”を意味する英単語をアレンジしたもの。eスポーツシーンにおいて軸・中心的な存在でありたいという願いを込めて名付けたという。チームのエンブレムは天高く伸びる牙を持つ動物・イッカクをモチーフに、力強く頂点を目指すイメージを持たせている。

選手募集に関する情報は下記の通り。


■AXIZが求める人物像
1.プロとして、勝つことへの追求が出来る方
常にプロ意識を持ち、勝つことに貪欲で、研究し、工夫し、練習のできる方
2.前向きで、チームワークを大切に出来る方
3.外見・内面ともに自分を磨いていく努力を出来る方
4.積極的に情報発信が出来る方
5.社会的常識・コミュニケーション能力のある方

■AXIZが考えるチーム像
それぞれのルールでの専門家を必要としています。応募して頂ける方は得意ルールを教えてください。
その上で、チームワークを重視し、「デッキ構築」「プレイング」はチーム全員で構築し、考え、全員で勝つチームを目指します。

■募集要項:必須条件
1.プロ契約時点で満18歳以上
2.RAGE Shadowverse Pro Leagueへの出場
3.チームが定めるイベント・番組・配信等への出演・PR対応
4.OPENRECでの個人実況配信
5.チームが定める練習・トレーニングへの参加
デッキ研究・デッキ構築、コンディショニング(運動・休息・食事)、スタイリング等
6.関東在住もしくは転居により、東京都心での活動が可能

■活動イメージ
[月曜]お休み
[火曜]チーム:トレーニング~デッキ研究~実況配信
[水曜]個人練習+発生ベースでの出演・PR対応対応等
[木曜]チーム:デッキ構築
[金曜](基本お休み+発生ベースでの出演・PR対応等)
[土曜]チーム:試合出場・イベント出演 等
[日曜]チーム:試合出場・イベント出演 等

■選考プロセス
書類選考(オンライン)
~7月末:一次面接(オンライン)
~8月上旬:実技審査・二次面接(東京都・汐留 日テレタワー)
~8月中旬:最終面接(東京都・汐留 日テレタワー)

続いてAXIZの魅力を3つ紹介。1つは日本テレビ傘下である強みを活かしたeスポーツ番組「eGG」。第一線で戦うプロをゲストに招き、プロの技術を実演、選手が選考を経てプロになるまでのリアルな姿を追う、eスポーツ界の最新情報やシーンを伝えるなどのコーナーが予定されている。2つ目は、eスポーツに理解のある企業との積極的なパートナーシップ。トーニングやコンディショニング、WEB展開などが比較的安易に行える環境にある。3つ目は各領域のプロでありながら、eスポーツファンかつコアゲーマーなスタッフ陣が揃えられていることだという。
 

最後に「選手同士はライバルであり仲間です。チーム全員で勝ち、チーム全員で上を目指しましょう」と話し、説明を終了した。
 

AXIZ公式サイト


●横浜F・マリノス


J1の舞台で25年間戦い続けているプロサッカーチーム・横浜F・マリノス。サッカーのみならず、クラブ全体として「あらゆる人々の健全で豊かな生活を応援したい」「エンターテイメントを通じて楽しさと喜びを共有したい」「常の勝利を目指す姿を通じて夢・感動・興奮を届けたい」「応援してくださるすべての方々が大切なパートナーである」という4つの理念を掲げている。

もちろんサッカーで優勝を目指すことも大切だが、年間200校もの小学校を周ってサッカーで運動する楽しさを伝えたり、一緒に給食を食べて食の大切さを伝えるなどの活動も積極的に行っているという。

eスポーツ参集を通じて横浜F・マリノスが目指すことは3つ。1つは「あらゆる人々にスポーツの楽しさを届けること」、2つ目は「伝統と革新、オリジナル10(※)としての先進的なチャレンジ」、最後に「ダイバーシティの体現」であると語られた。
※オリジナル10:Jリーグ発足時(1992年)に加盟した10クラブを指す通称。

eスポーツチームとしての強みに関しては、まずトレーナーやフィジカルコーチ等の専門的ノウハウを持つトップアスリートサポートがあること。また、約42万人のツイッターフォロワ―を通じたメッセージの発信が可能であり、横浜・横須賀・大和の合計約420万人のホームタウンマーケットを持っていることや、平均約2万6000人の観覧者へのPRが可能なスタジアムがあること。そして、ブランドを活用したオフィシャルスポンサーとの連動、テレビ神奈川・FMヨコハマ等の応援番組やオウンドメディアなどであるという。

選手募集に関する情報は下記の通り。


■横浜F・マリノスが求める選手像
1.最後まで決して諦めない
勝利を目指し、試合やゲームが終了する最後の一瞬まで、決して諦めずに闘い続けることの出来る姿勢やマインド
2.ファン、サポーターへ感動を届ける
自らのプロフェッショナルなプレーや振る舞いを通じて、多くの方や子どもたちに夢、感動、興奮を届ける決意
3.フェアプレー
対戦相手やすべての関係者にリスペクトを忘れず、正々堂々と戦う覚悟

■募集要項:
必須条件:満18歳以上
歓迎要件:横浜、横須賀、大和在住/関東近郊在住
※兼業は相談の上可/他の大会への出場は相談の上可

■活動イメージ
[月曜]オフ
[火曜]トレーニング配信(パートナー機器使用)
[水曜]クラブ活動(メディアトレーニング、筋トレ、等)
[木曜]フリートレーニング
[金曜]フリートレーニング
[土曜]試合/ホームゲーム観戦
[日曜]試合/クラブイベントへの参加(商業施設、他)

■選考プロセス
7月7日:説明会→募集開始→1次選考
7月下旬:1次選考結果の通達
8月上旬:2次選考(面接等)
8月下旬:所属選手の決定
9月:チーム活動の開始
10月:セカンドシーズン 参戦

最後に「ぜひ皆さんと戦って行きたいと思いますので、多くの方のご応募をお待ちしております」と話し、説明を終了した。

新たに2チームが参戦し、さらなる盛り上がりが期待できる「RAGE Shadowverse Pro League」。プロ選手として活躍を考えている方は、エントリーしてみてはいかがだろうか。



■応募フロー
(1)「RAGE Shadowverse Pro League」のサイト
(2)サイト内の「選手エントリーはこちら」をクリック
(3)応募フォームを入力して送信
 

「RAGE Shadowverse Pro League」公式サイト

株式会社CyberZ
https://cyber-z.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CyberZ
設立
2009年4月
代表者
代表取締役社長CEO 山内 隆裕
決算期
9月
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