マクロミル、東京サーベイ・リサーチを連結子会社化…マーケティング・リサーチ分野における博報堂とのJV企業に

マクロミル<3928>は、6月25日、日本における事業展開を強化するにあたり、博報堂の保有する東京サーベイ・リサーチ(以下、TSR)の株式の51%を取得し、連結子会社化すると発表した。両社のマーケティング・リサーチ分野における合弁企業として運営をすることにしたという。株式譲渡実行日は7月2日なる予定。

TSRは、1965年に設立され、東京および大阪に事業拠点を持ち、オフラインとオンラインの両面に跨る「統合的なマーケティング・リサーチ・ソリューション提供」に強みを持っている他、子会社シー・エス・マーケティング・ジャパンを通じた顧客満足度(CS)調査サービスの提供も行っている。加えて、2008 年に博報堂の子会社となって以降、博報堂グループのインハウス・マーケティング・リサーチ企業としての位置付けも獲得してきたという。

今回、博報堂とマクロミルは、マクロミルのグローバルなマーケティング・リサーチとデジタル・マーケティングの経験・実績とをかけ合わせ、TSRの既存顧客及び博報堂グループ企業にとってより付加価値のある、グローバルなマーケティング・リサーチおよびデジタル・マーケティング・ソリューションに強みを持つ、博報堂グループのインハウス・マーケティング・リサーチ企業として位置づける、としている。