【ゲーム株概況(5/16)】QRコード決済関連で材料浮上のメタップスが一時S高 『ブッチギリマッチ』のプレオープンでドリコムは材料出尽くしに

5月16日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比100.79円安の2万2717.23円で取引を終えた。朝方発表された1~3月期の実質GDP(国内総生産)速報値が市場予想を下回ったことで朝方から売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般にさえない銘柄が目立つ中で、イグニス<3689>が反発したほか、アカツキ<3932>やオルトプラス<3672>がしっかりとした推移となった。

また、周辺株では、QRコード決済について規格を統一すると報じられていたメガバンク3行が提供するスマホ決済システムを活用することで合意したと報じれたメタップス<6172>が一時ストップ高した。

半面、ドリコム<3793>が後場に入って急落した。ドリコムは、バンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社BXDのスマホ向けブラウザゲームプラットフォーム「enza」の新作『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』が本日よりプレオープン(関連記事)となったが、これで目先の材料が出尽くしたとみる売り物が広がる格好となったようだ。

ほか、アエリア<3758>やネクソン<3659>、日本一ソフト<3851>なども売られた。


■関連銘柄
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
企業データを見る
株式会社メタップス
https://metaps.com/

会社情報

会社名
株式会社メタップス
設立
2007年9月
代表者
代表取締役社長 山﨑 祐一郎
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
6172
企業データを見る