【NDC18】韓国でも今、脱出ゲームがアツい! 江南の脱出ゲームカフェ「Code-K」で行われた『Elsword』脱出ゲームツアーをレポート

ネクソン<3659>連結子会社のNEXON Koreaは、4月24日~26日の3日間、韓国最大規模のゲーム開発者向けカンファレンス「Nexon Developers Conference 18(NDC18)」を開催した。

本稿では、カンファレンス期間中に、ネクソンのタイトル『Elsword』と脱出ゲームカフェ「Code-K」がコラボした『Elsword』脱出ゲームを取材する機会をいただけたので、施設内のレポートや担当者に伺った話をお届けしていく。なお、脱出ゲームというゲームの特性上、今回体験した謎の具体的な中身や内容については掲載NGとなっている点をご了承いただきたい。
 

▲脱出ゲームカフェでは、閉じ込められた部屋に隠された謎を解きながら仲間と共に脱出を目指していく。
 
現実世界で謎解きをしながら制限時間内に危機的状況からの脱出を目指すこのイベントは、日本では2007年に京都で行われたイベントを発祥に、現在は子供から大人まで幅広い年齢層に向けて人気が広がっている。韓国でも2~3年ほど前からブームが広がっており、最近では会社のワークショップに使われたり、脱出ゲームに挑むためのコミュニティというのもユーザー間で活発になっているとのことだ。
 
今回、取材させていただいた『Elsword』脱出ゲームは、『Elsword』が韓国で10周年を迎えたことを記念して行われたものとなる。開催期間は5月8日までとなっているため現在は終了しているが、2月9日にスタートして以来、4月まで予約はいっぱいと韓国でも脱出ゲームの人気ぶりが伺えた。また、韓国では脱出ゲームとゲームタイトルが提携をしたのは今回のネクソンが初めてとのこと。
 

▲脱出ゲームカフェ「Cede-K」では、『Elsword』脱出ゲーム以外にも多彩なテーマを持った脱出ゲームが10種類以上も用意されている。
 
脱出に挑む前の事前説明では、制限時間が1時間であることや、謎を解いて表れた数字やアルファベットで鍵を解錠し進んでいくこと、謎に行き詰った際はヒントカードが用意されていることなどが説明される。基本的な構造は日本と同様で、いわゆる“ルーム型”などと呼ばれているタイプだ。
 
 
▲施錠に使われている鍵も日本で体験した脱出ゲームで見かけたことがあるものも多く、世界共通のエンタメになり得るのではないかという予感も……。
 
いよいよ挑戦という際には目隠しをされて部屋に入るため、臨場感も増してくる。物語については韓国語が分からないため通訳さんにサポートしていただきながらの進行となったが、肝心の謎については韓国語が分からずとも解けるものも出題されたので充分に楽しむことができた。
 

 
筆者たちのチームは見事、脱出成功となったが、この辺りはやはり普段からゲームに慣れ親しんでいるメディア班での挑戦だったことも大きいかもしれない。ちなみに、『Elsword』脱出ゲームの難易度は「Code-K」の中で言うとちょうど中間ぐらいで、まだまだ難解な脱出ゲームも多数用意されているとのことだ。
 
 
▲脱出成功者には特製の缶バッチがプレゼントされる。『Elsword』の人気も相まってリピート参加する人も多いとか。
 
 
 (取材・文 編集部:山岡広樹)



■関連サイト
 

NDC公式サイト(韓国語、英語のみ)

株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3659
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NEXON Korea(ネクソンコリア)

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