カラーとドワンゴ、インディーゲームの開発・展開支援を行う新会社バカー設立 庵野秀明氏、川上量生氏が役員、中村光一氏が相談役に

カラーとドワンゴは、共同出資会社として「株式会社バカー(βακα)」を設立したことを明らかにした。斉藤大地氏が社長に就任し、庵野秀明氏、川上量生氏が役員に名を連ねている。また、スパイク・チュンソフトの中村光一氏が相談役となっている。

βακαは、ギリシア語で「詰め物」を意味し、「電ファミニコゲームマガジン」上で公開中の10代向けゲームの「殺戮の天使」の展開に携わっていたメンバーが中心となって設立。インディーゲームを中心とした個人によるコンテンツ開発の支援と、メディアミックスを含む国内外へのコンテンツ展開を行うという。

PhotoshopやUnityなどミドルウェアの発達と、SNSや動画投稿サイトなどの普及によって、多くの才能ある個人がヒット作家となる可能性が開けたが、個人のコンテンツ開発それ自体を企業が支援する適切なあり方は、まだ見つかっていないとし、コンテンツの海外展開を開発段階から支援を行う、としている。

なお、「殺戮の天使」については、関連書籍の累計発行部数が120万部を突破し、今月15日には中国で簡体字版をリリース。さらに本年中のアニメ放送の開始も決定しているそうだ。



新会社の概要
社名:株式会社バカー
設立:2018年2月15日
資本金:7,000万円
役員構成:
代表取締役 斉藤 大地
取締役 庵野 秀明(株式会社カラー 代表取締役社長)
取締役 川上 量生(株式会社ドワンゴ 取締役CTO)
監査役 藤井 雅樹(牛島総合法律事務所 パートナー)
相談役 中村 光一(株式会社 代表取締役会長)
主な事業内容:コンテンツの開発およびメディアミックスを含む国内外展開
株式会社ドワンゴ
https://dwango.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドワンゴ
設立
1997年8月
代表者
代表取締役社長 夏野 剛
決算期
9月
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