HTML5アプリPFのスタートアップ「Liberapp」が始動 仮想通貨「リベリウム」でのICOも検討開始



HTML5アプリプラットフォームのスタートアップ企業「Liberapp」が始動した。代表取締役CEOには、スパイシーソフト代表取締役の山田元康氏が務める。また2月1日には、仮想通貨のカウンターパーティーウォレットを提供するIndieSquare CEOの星野氏、MUGENUPの創業者・元代表取締役の一岡氏、マネーフォワード株式会社の監査役の上田氏から増資を受けたという。またHTML5アプリプラットフォームの評価と応援エコシステムを実現するために仮想通貨「リベリウム」でのICO(Initial Coin Offering) 実施に向けた本格的な検討も開始したとのこと。

同社が設立を目指す、スマーフォン向けのHTML5アプリプラットフォーム「Liberapp」とはどういったものか。「革命的にオープンで自由なアプリ配信プラットフォームを作る!」をミッションに掲げた。OSベンダーがネイティブアプリのストアを寡占する中、自由な配信環境が損なわれて、社会的な問題となっているという。また、サービスワーカーなどのHTML5をとりまく技術が進化している。そのような中、新しい世代のHTML5アプリ配信プラットフォーム「リベラップ(Liberapp)」を立ち上げる、とした。

また、プラットフォームの設立・実現にあたって、可能な限り民主的で非中央集権的な形でプロジェクトを進めて実現していきたい、とした。現段階から、多様な意見や支援を募りつつ、実施を検討している国および地域の法制を遵守したうえで、ICOの実施に向けて具体的な設計・運用方法を検討しているという。さらなるアドバイザーおよびパートナーを募るために、引き続き業界内への説明活動を行っていく考え。公式サイト、Facebookグループ、Telegramを開設し、2018年春にミートアップを行う予定。

なお、プラットフォームのコンセプトは以下のとおり(プレスリリースより)。

1. スマホ向けHTML5アプリ プラットフォーム
・SNS時代にあわせて、URLのみでアプリをシェア可能。リンクからインストール不要で0秒でプレイできます。
・暗号通貨トークン・クレジットカードが使えるゲームに最適化された決済プラットフォーム。

2. 審査不要で自由に配信できる環境
・事前審査なし。カジュアルゲームから、レイティングにより既存ストアでは配信できなかったアプリまで、自由に配信可能。
・プラットフォームみずからはメディアを持ちません。外部にアプリケーションデータを公開してメディア機能を開放するキュレーター・エコシステムを実現します。

3. 暗号通貨トークンLibreumによる評価エコシステム
・より多くの人が、よりたくさん、より長く遊んだアプリケーションを投稿した人(クリエイター)に、より多くのトークンを配布します。
・アプリケーションを発掘して紹介した人(キュレイター)に、より多くのトークンを配布します。
・キュレーターが作成したアプリケーションの紹介記事をいち早く評価した人(ユーザ)、アプリをバイラルさせた人(ユーザ)に、より多くのトークンを配布します。

 

公式サイト

Liberapp

会社情報

会社名
Liberapp
企業データを見る