​メガネスーパー、新会社「Enhanlabo」を5月1日付で設立 人材強化や資本調達、事業提携の自由度を上げウェアラブル事業を加速へ

メガネスーパー<3318>は、ウェアラブル事業の加速化を目的とし、2017年5月1日付で新会社「Enhanlabo(エンハンラボ)」を設立することを発表した。

同社は、「視覚拡張」をキーコンセプトに、技術革新を通じて新たな市場の開拓を目指し、「見え方」「かけ心地」にこだわったメガネ型ウェアラブル端末「b.g.(ビージー)」の商品企画化を進めてきた。2017年1月に東京ビッグサイトで開催された「第3回ウェアラブルEXPO」での展示において「b.g.」の最新プロトタイプを発表し、大きな反響を得ている。

また、これまでの活動を通じて「日本の重要な産業の一つであるメガネ製造のノウハウの活用余地がウェアラブル事業展開においては十二分にあること」「メガネ業界と他業態との提携加速は大きなビジネスチャンスであること」を多くの方に訴えてきた。その結果、BtoB各事業領域において、多くの企業や団体にの賛同を得て、最新技術やIoTなどの組み合わせによるソリューション化を目指した提携候補先・実証実験実施候補先・納入候補先の開拓が多数進行している。いずれの領域においても、ハンズフリーの実現による生産性向上への強い期待があり、特に「b.g.」の特長である高解像度ディスプレイの実現がもたらすイノベーションの可能性は大いにあると考えているという。

こうした状況を踏まえ、人材強化や、資本調達・事業提携の自由度を上げ事業化をさらに加速させることを目的に、5月1日付での新会社の設立を決定した。

●社名に込めた思い
今回設立する新会社には(質・能力などを)高めるという意味を持つ「enhance」と「laboratory」を組み合わせて「Enhanlabo」と命名した。メガネ型ウェアラブル端末「b.g.」開発のキーコンセプトに据えた「視覚拡張」は、最新のテクノロジーによって「視覚」の新たな可能性を引き出し、主な活用領域として見込んでいるBtoB 域において「生産性向上」につなげることを目的としている。私達の活動の中で常に中心に据えているのは「人」であり、「視覚」ひいては「五感」の拡張を通じて人の可能性を高めていくことで社会に貢献していきたいという想いが社名に込められている。

<新会社概要>
社名:株式会社 Enhanlabo(エンハンラボ)
設立:2017年5月1日
所在地:東京都港区芝浦4-17-3 芝浦NAビル3F
代表者:代表取締役社長 座安 剛史(現メガネスーパー事業推進室ジェネラルマネジャー代行)
取締役:取締役 星﨑 尚彦(現メガネスーパー代表取締役社長)、取締役 三井 規彰(現メガネスーパー取締役 CFO)
資本金:1000万円
出資比率:株式会社メガネスーパー 100%
社員数:10名(予定)