【レビュー】変化する戦場に対応し勝利へのルートを作り上げろ! 3on3のアクションゲーム『フレイム×ブレイズ』を最速レビュー


スクウェア・エニックスは、本日(3月15日)19:00より、2017年配信予定のスマートフォン向け3on3アクションゲーム『フレイム×ブレイズ』のCβTを開始した。

本稿では、『フレイム×ブレイズ』の基本となるルールからシステム周り、3on3での高度な戦略性の魅力についてプレイレポートをお届けしよう。

 

■戦場のモンスターを引き連れて敵リアクターを倒せ!



本作の戦闘はマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(通称:MOBA)を彷彿させる出来になっている。移動や攻撃はタップ1つで全て行えるので非常に簡単。攻撃したい相手を選ぶだけでオートで行ってくれる。ただし、クールダウンを伴う「スキルの使用」やセットした「カードの使用」はアイコンタップで行うため状況を見て使おう。

プレイヤーは個性あふれるエージェントの中から一人を選び、仲間と共に敵リアクター(拠点ボスモンスター)の撃破を目的に、リアルタイムで進行する戦場で行動を行う。

戦闘は主に前後半の2つのパートに分かれており、前半戦ではフィールドに存在するモンスターを仲間にしつつ、自身のエージェントのレベルアップ、マナを集めてリアクターの強化が主な目的となる。

モンスターは倒すことで仲間にでき、プレイヤーに追従するモンスターや、自軍に戻り防衛を始めるモンスターなど様々な役割を持つモンスターが点在している。前半では自身のレベルアップも兼ねているため「とりあえず仲間にしておこう」という意識で構わないが、後半ではモンスターの役割も重要なため、状況に応じたモンスターを仲間にしよう。


▲敵陣営に自動で攻撃を行う「バッフル」を仲間に。体当たりで吹き飛ばし攻撃も行ってくれる頼もしいモンスターだ。


▲前半戦のみに登場するマナライン。敵のマナラインを撃破できれば大量のマナをゲットでき、敵リアクターの強化を阻害できるため後半戦を有利に進められる。

後半戦は各陣営のリアクターが覚醒し、戦場に登場。リアクターを倒した陣営の勝利となるため、リアクター周辺は敵エージェントやモンスターの入り乱れる激戦区になる。素早く敵エージェントを撃破し、リアクターに攻撃し続けることで勝利となる。



▲リアクター周辺やフィールドには適時範囲攻撃が行われる。赤い円上にいると大ダメージを受けるため、避けてから攻撃しよう。

画面上部の青や赤のゲージがリアクターの体力で、これを0にしたチームの勝利となる。エージェントには攻撃タイプや防御タイプ、支援タイプなどがあるため、この後半戦では自分のエージェントの役割を果たしながら、敵リアクターに攻撃することが勝利のカギとなる。敵エージェントのタイプを見極めながら自身のパーティと戦闘を行おう。

 

■バトルを彩るカスタマイズ要素


本作では、エージェントのステータスに影響するカスタマイズ要素も存在。一定のレベルごとに装備カードが解放されていくため、どの装備カードをどの解放レベルに合わせて装備するのか、といった戦略が重要となる。


▲対エージェントに特化した武器や特定条件化で能力が発動する装備が存在する。困った場合はランダムに決定してくれる「きまぐれ」機能を使ってみよう。

武器などのカードは、試合後に手に入る「スクラッチ」でゲットできるほか、ゲーム内ショップでも入手可能。ゲーム内通貨を貯めて強力な装備を手に入れよう!


▲スクラッチはそのスクラッチを得たバトルの勝敗によって特定回数無料で削ることができ、それ以降はゲーム内通貨を使用して削るか、ゲーム内通貨に換金するか選ぶことができる。

ゲーム内ポイントを使用してマップのマスを埋めていく「ボード」モードではプレイヤーグレードを上げることも可能で、ボーナスをゲットしたり、カードなどの装備を手に入れることができる。


▲マスを埋める「BP」はスクラッチやバトル後の報酬でゲットできる。

 

■明確な正解がないからこそ楽しい


本作は3on3のゲームだからこその戦略が一番の魅力に感じた。パーティの編成によって戦闘時の動きを変えていく必要があり、また装備やその順番も変更しなければならない。さらに対戦相手のエージェントとの相性なども加味しなければならないだろう。十分にやり込めていない作品なだけに、現状勝つための正解を見つけるのが難しいように感じたが、遊べば遊ぶほどに勝利へのルート構築や自身のプレイヤースキルの上達を楽しめる一作に思えた。

 
(文 ライター:間浩人)
 


■『フレイム×ブレイズ』

 

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設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
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3月
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売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
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