創通、第1四半期は2ケタ減収減益 アニメ制作受託収入と提供料収入が減少 「鉄血のオルフェンズ」や「灼熱の卓球娘」など手がける

創通<3711>は、1月10日、第1四半期(16年9~11月期)の連結を発表し、売上高37億5100万円(前年同期比19.2%減)、営業利益4億6900万円(同15.4%減)、経常利益4億5000万円(同21.2%減)、最終利益3億0900万円(同24.7%減)だった。
 

主力のメディア事業で、プロデュースを行う新番組の放送スタートが下期(2017年3月~8月)に偏重となっていることもあり、アニメ制作受託収入と提供料収入が減少した。これがこの四半期における主な減収・減益の要因となった。「それいけ!アンパンマン」や「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」、「灼熱の卓球娘」などを提供し、売上高は25億9200万円(同28.6%減)、営業利益は1900万円(同84.6%減)だった。

またライツ事業は売上高が11億0700万円(同17.1%増)、営業利益が4億7000万円(同5.2%増)だった。キャラクターイベント「C3北京」の開催や、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」を開催するなど事業の幅を拡大し、それによる増収があったという。

なお、続く2017年8月通期は、売上高210億円(前期比9.4%減)、営業利益31億5000万円(同10.0%減)、経常利益31億5000万円(同10.05減)、最終利益20億6000万円(同9.8%減)を見込む。
 
株式会社創通
https://www.sotsu.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社創通
設立
1965年10月
代表者
代表取締役社長 難波 秀行
決算期
3月
企業データを見る