アメリカ大使館とHAL、アメリカのゲーム業界を牽引する5名の開発者を招いてゲーム開発の特別講義を一般公開



専門学校HAL東京は、11月17日、 アメリカ大使館と共催でゲーム業界・ゲーム開発を目指す学生や起業興味のある人に向けた特別講義を開催する。ロサンゼルスのクリエイティブ会社「Psychic Bunny」の創業者でゲーム開発者のジェシー・ビジル氏をはじめ、 ゲーム開発会社「RainBros」創業者のアキラ・トンプソン氏などアメリカのゲーム業界をけん引する5名の開発者を招いて、ディスカッション形式で講演するとのこと。

 
■講演内容

スマートフォン利用者の拡大も伴い、 2015年には過去最高の1兆3591億円に達している日本のゲーム市場。 この巨大市場の中でゲーム開発者を目指す人達にとっては、 大手企業への就職だけでなく、 いずれ独立し起業する道も考えられます。 本講演では世界屈指のゲームデザインプログラムを有する南カリフォルニアとの連携によりアメリカでゲーム会社を立ち上げた経験者のほか、 実践的また学術的に様々な角度からゲーム開発に携わるパネリストを招致。 彼らの経験を振り返りながら、 日米ゲーム市場の展望について考察します。


 
■開催概要

特別講演「ゲーム開発で広がる可能性をアカデミックに考察する -就職、 独立、 起業-」
日時: 2016年11月17日(木) 15:40~17:10  (15:10受付開始)
講演者:
ジェシー・ビジル氏(司会)
アキラ・トンプソン氏
ユーチン・スー氏
マット・コーバ氏
アンドリュー・ゴールドスタイン氏
対象: ゲーム開発に興味のある学生および一般の方
参加費: 無料
使用言語: 英語・日本語 ※日英同時通訳あり
参加申込先: https://business.form-mailer.jp/fms/e7bdeaa663057 (アメリカ大使館 HP内)
主催: アメリカ大使館
共催: 学校法人・専門学校 HAL 東京


 
■会場

学校法人・専門学校 HAL東京
総合校舎コクーンタワー コクーンホールA [東京都新宿区西新宿1-7-3]
新宿(西口)駅前 徒歩3分 JR・小田急・京王・地下鉄から地下街が直結
TEL: 03-3344-1010 (10:00~20:00、 日曜・祝日を除く)


 
■講演者

【モデレーター】
ジェシー・ビジル氏

ゲーム開発者、 フィルムメーカー、 起業家。 “Psychic Bunny”の共同創業者。 ドキュメンタリーフィルム制作、 インパクトゲーム、 試験的ハイブリッドメディア、 インタラクティブコミック、 インディペンデントゲームなど、 様々な革新的アプローチで制作に従事。 現在、 南カリフォルニア大学のシネマ部門にてオルタネット・リアリティ・ゲームのディレクターを務める。


【パネリスト】
アキラ・トンプソン氏

ゲーム開発会社RainBros(レインボーブロス)のオーナー兼開発者。 南カリフォルニア大学とウォルト・ディズニー・イマジニアリングの共同研究に従事。 その後ユニバーサル・スタジオ・ジャパン等、 大手テーマパークのVRプロジェクトを担当した後、 独立。 ロサンゼルスのゲーム開発者によるコミュニティづくりの発起人になるなど、 精力的に活動している。


ユーチン・スー氏

デザインスタジオ「Thinker-Thinker」の創業者兼、 CEO。 UX調査に基づいたゲームとニューメディアの開発、 ならびにデザインを手がける。 作品はゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス、 インディケード、 E3など、 多くのゲームショーにて高い評価を得る。 現在は、 インタラクティブストーリーテリングの開発に力を注いでいる。


マット・コーバ氏

ゲーム開発スタジオ「The Odd Gentlemen」創業者。 King’s Questシリーズのクリエイティブ・ディレクター。 南カリフォルニア大学の卒業論文プロジェクトとして制作した「The Misadventures of P.B. Winterbottom」が高評価を得て、 ゲーム会社2K Gamesによって商品化される。 ディズニーやファンタジー作家ならびに脚本家のニール・ゲイマンとの共同制作も手がける。


アンドリュー・ゴールドスタイン氏

ゲーム開発スタジオ「Otherworld Interactive」のCEO兼、 共同創業者。 ゲーム開発と映像技術を通じて、 VRとファンタジーの創造に取り組む。 クリエイティブ・ディレクターおよびビジネスディレクターとしてゲーム開発におけるクリエイティブデザインを統括するかたわら、 予算やスケジュール管理等、 スタジオ運営全般も統括している。