【おもちゃ見本市2016】トイドローン、個性派商品が続々…スマホ操作やブレードを使ったフライトトイ、キャリアカートのセット商品など

「クリスマスおもちゃ見本市2016」の出展で様々な商品が出展されていたが、そのなかでも目立っていたのはトイドローンだ。展示されている種類が非常に多く、カメラや通信、オートホバリングなど基本性能が大きく進歩したものの、どうしても類似したデザインになりがちで、差別化が難しくなりつつあるようだ。こうしたなか、個性的な製品も徐々に現れている。ジーフォースの「PXY Wi-Fi」がその例だが、それ以外にも紹介しておこう。

まず、ハピネットの出展した「エアーブレード360」というフライトトイをあげておきたい。こちらは3枚のブレードを組み合わせたもので、そのうちのひとつに羽が付いており、飛ぶ仕組みとなっている。専用コントローラーを使って操作でき、上昇・下降・旋回など、いままでにない新しいアクションが楽しめるという。こちらは、「日本おもちゃ大賞2016 ボーイズ・トイ部門」の優秀賞を受賞した。価格は4500円（税込）で、現在、発売中だ。
 

また、バンダイ系のシー・シー・ピーが「ナノファルコンキャリアー」も特徴的だ。キャリアカーとヘリ型ドローンをセットにした商品で、単一のコントローラーで両方とも操作できる商品となっている。例えば、キャリアカーを操作してコンテナをオープンしたら、スイッチを切り替えてヘリを飛び立たせる、といった遊びが可能になる。赤外線コントロール方式で、価格は7980円となっている。こちらはすでに発売中だ。