創通、2Qは営業益8%増と増益に…ガンダム新作やオリジナル作品「アクティヴレイド」が寄与 『夢色キャスト』も計画通りプロデュース

創通<3711>は、4月7日、2016年8月期の第2四半期累計(9~2月)の連結業績を発表、売上高125億4100万円(前年同期比横ばい)、営業利益18億2200万円(同8.5%増)、経常利益18億3400万円(同13.0%増)、四半期純利益12億100万円(同19.2%増)となった。
 

各セグメントごとの状況は以下の通り。

①メディア事業…売上高95億4500万円(前年同期比4.1%増)、営業利益5億7600万円(同113.1%増)
継続番組である「それいけ!アンパンマン」「カードファイト!!ヴァンガードG ギアースクライシス編」「ジュエルペット マジカルチェンジ」「ダイヤのA-SECOND SEASON-」等のほか、ガンダムシリーズ待望の新作となる「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」および自社原作のオリジナル作品「アクティヴレイド-機動強襲室第八係-」などの新作テレビアニメーション番組のプロデュースを実施し、またゲーム会社との協業によりスマホゲーム『夢色キャスト』を計画通りプロデュースした。さらに遊技機およびゲームなどのキャラクターグッズの広告収入についてもおおむね計画通り推移した。

②ライツ事業…売上高27億2400万円(同9.1%減)、営業利益12億5800万円(同11.4%減)
「ガンダム」シリーズに関し、国内の課金型ゲームの版権収入が前年同期に比べ減少したものの、アーケードゲーム・遊技機・海外の版権収入などが増加したことから、ほぼ横這いで推移した。「ガンダム」シリーズ以外の版権収入については増加傾向にあるものの、遊技機の大型版権収入のあった前年同期の反動減により売上高が減少した。

③スポーツ事業…売上高2億7100万円(同27.1%減)、営業利益2000万円(同40.8%減)
球場看板広告の営業活動が苦戦し、当該案件分の売上高が前年同期に比べ減少した。

なお、2016年8月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高245億円(前期比2.5%増)、営業利益35億円(同2.6%増)、経常利益35億円(同3.2%増)、当期純利益22億円(同5.1%増)の見込み。
 
株式会社創通
https://www.sotsu.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社創通
設立
1965年10月
代表者
代表取締役社長 難波 秀行
決算期
3月
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