CSAJ、「スタートアップ支援事業」で初の支援先となるスタートアップ企業5社が決定 スタートアップ企業の二次募集も実施中

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)は、6月に開始した「CSAJスタートアップ支援事業」の第1回投資委員会を開催し、スタートアップ企業への支援を決定した5社を発表した。

「CSAJスタートアップ支援事業」は、国内ソフトウェア業界において成功した起業家・創業者が所属するCSAJの強みを活かし、シリコンバレーのような「起業家が起業家を育てる」好循環を日本に創り出すとともに、世界を変える革新的なソフトウェアを生み出すことを目的に、6月15日に開始した事業。本事業は、経済産業省の以下の平成26年度補正予算事業に採択されている。

・先端課題に対応したベンチャー事業化支援等事業(ITベンチャーのスタートアップ促進事業)/先輩起業家等によるスタートアップ支援モデル実証事業
本事業の開始とともに、8月末を期限として起業家を募集していたが、15社の応募があり、先月開催された第1回投資委員会において、今後の成長が見込まれる以下の5社を選定、支援先として決定した。

【支援先企業(50音順)】
■アマデラス株式会社
https://www.amadellas.com/ 
アマデラス株式会社は、「紙でない請求書」を電子取引できるクローズド型ビジネスSNS「Bank Invoice」を提供している。

■株式会社eBook Cloud
http://www.ebookcloud.jp/ 
株式会社eBookCloudは、スマートデバイスに特化したインターネット事業を展開中。参入分野はMCM(モバイルコンテンツ管理)事業、epubビューア標準搭載の電子書店アプリ、カタログアプリのプラットフォーム提供事業、更に自社アプリの無料制作サービスによるASP、クラウド事業となる。

■株式会社プレミアムアーツ
http://www.premiumartsinc.com/ 
株式会社プレミアムアーツは、自社特許技術のマルチプラットフォーム3Dグラフィックエンジン「Chidori」とハイクオリティ拡張現実(AR)システム「LiveAR」を軸に、世界の先端技術を取り入れた3Dソリューションを更に進化させ、日本のみならず世界中の人々へ社会の課題を解決するためのサービスを届けていくとする。

■Manabelle
http://manabelle.jp/ 
育児や介護などのライフイベントに左右されず、女性が自分らしく誇りをもって働くことができる社会の実現を目指している。女性の労働力の活用・子育て世代の世帯収入アップを実現し、日本経済の活性化・社会への貢献となることを目指してサービスを提供していく予定。

■株式会社Mealthy
http://mealthy.me/ 
株式会社Mealthyは、『世界中の食品データを整理し、世の中から病気を減らす。』ことをミッションに掲げ、糖尿病予防にフォーカスをした肥満解消のための食品データベースおよび検索システムの構築を行い、肥満を解消できる外食・中食検索サービス『Mealthy』を提供している。

上記5社の製品概要は、各社のwebサイトから参照できるほか、中間発表会として10月7日より幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN2015」においても、CSAJソフトウェア・イノベーション・プラザ等で製品説明が行われる。

・詳細の案内
CEATEC JAPAN2015 CSAJソフトウェア・イノベーション・プラザ
http://www.csaj.jp/NEWS/seminar/151007_ceatec.html 

CEATEC JAPAN2015 CSAJ企画コンファレンス
http://www.csaj.jp/NEWS/seminar/150810_ceatec.html 

本事業では、上記5社に対して、起業経験を持つ現役経営者等による経営指導、メンタリング、教育・訓練等を11月まで継続し、12月15日にはベンチャーキャピタル等を招待する「Demo Day」の開催を予定している。現在、スタートアップ企業の二次募集(期限は12月20日)も開始されている。

■問い合わせ先
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会
e-mail: startup-info@csaj.jp 
〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-6 赤坂グレースビル 4階
TEL:03-6435-5702 FAX:03-3560-8441