【ゲーム株概況(5/26)】スカイリンクの完全子会社化を発表のRVHがS高 クルーズ、ケイブ、enishなども買われる イマジニアは急反落

5月26日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら8日続伸し、前日比23.71円高の2万437.48円で取引を終えた。米国市場の休場明けということもあり、日本時間今晩の動きを見極めたいとの見方から様子見ムードが強い。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般低調な推移が目立つ中で、クルーズ<2138>やケイブ<3760>、enish<3667>が買われた。場中は目新しい材料というよりも動意づいた経緯のある銘柄の循環物色という色彩が濃かったが、クルーズは引け後に会社分割による子会社設立を発表。明日以降もその株価の動きが気になるところだ。

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また、周辺銘柄では、簡易株式交換により、スカイリンクを完全子会社化することを発表したRVH<6786>が朝方から買い気配のまま張り付き、ストップ高比例配分となるなど急騰した。完全子会社により、ゲームアプリ市場参入とともにグループのWebサービスの拡充に取り組むとしており、今後の展開にも注目が集まりそうだ。

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半面、サイバーエージェント<4751>やガーラ<4777>は利益確定売りに押され、大手ゲーム株は軒並み軟調。アクロディア<3823>は、『なでサカ~なでしこジャパンでサッカー世界一!』のAndroid版を配信開始(関連銘柄)したものの、さえない動きとなった。また、前日は『LINE リラックマころろんパズル』への期待感からストップ高していたイマジニア<4644>は急反落した。
 


■関連銘柄
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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