4~6月期の日経DIはマイナス26.7、ネットサービスは「薄日」-5月30日付の新聞記事(1)

5月30日付けの日本経済新聞朝刊は、30業種の天気図を点数化して集計した「日経産業天気インデックス(日経DI)」の2011年4~6月期の水準は、前期から11.7ポイント低下し、マイナス26.7となる見通しだと報じている。 報道によれば、自動車や旅行、ホテルなどが低迷しており、原材料価格の高騰も企業収益を圧迫しているとのこと。DIが悪化するのは3四半期連続で、東日本大震災を境に大崩れした、としている。 30業種の中で、インターネットサービスは「薄日」。ネット広告は、4~5月に出稿意欲が震災前水準に戻りつつあるほか、料金水準も従来並みになっているという。SNS各社も会員数を順調に増やし、震災の影響は軽微。 また、アミューズメントは「曇り」。「ニンテンドー3DS」が伸び悩んでいるほか、家庭用ゲームソフトはヒット作品に欠け厳しい状況。プレイステーションの配信サービス停止も追い打ちになっている。ただ、スマートフォン向けゲームは好調だという。