ヤフー、スマホアプリのクラッシュ解析ツールを提供するFROSKを買収 アプリ開発者の支援事業に本格参入

ヤフー<4689>は、11月10日、スマートデバイスアプリのクラッシュ解析ツールを提供するFROSKを買収、完全子会社化した。今後、FROSKとのシナジーを通じて、アプリ領域におけるグロースハックサービスを強化し、アプリ開発者の支援事業に本格参入する。

FROSKは、スマートデバイスアプリのエラー検知・解析ツール「SmartBeat」をはじめとする、グロースハックツールを提供している。アプリ開発者は、FROSKのソリューションにより、開発時だけでなく、市場へのリリース後もリアルタイムでエラーを検知・解析、ユーザーの手元で何が起こっているかを把握でき、アプリの品質改善に大きく役立てることができるという。

アプリ市場が急速に成長を続ける一方、アプリ開発者にとっての開発環境は発展途上にある。ユーザーはクラッシュなどで品質に不満を覚えるとアプリを利用しなくなるだけでなく、カスタマーレビュー欄で低い評価を付ける可能性がある。また評価の低いアプリはインストールされない傾向にある。アプリ開発者向けのクラッシュ解析ツールを活用し品質向上へのニーズが強いようだ。



■関連サイト
 

FROSK

ヤフー株式会社
http://docs.yahoo.co.jp/

会社情報

会社名
ヤフー株式会社
設立
2019年10月
代表者
代表取締役社長 小澤 隆生
決算期
3月
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