ASJ、2011年3月期は営業益25%増を達成-広告宣伝費など販管費の削減が奏功

ASJ<2351>は、2011年3月期の連結業績を発表し、売上高13億2700万円(前期比7.4%増)、営業利益6800万円(同25.4%増)、経常利益7200万円(同23.5%増)、当期純利益4000万円(同125.3%増)だった。 売上高が7.4%の増加に対して、売上原価が前期比15%の増加となったため、売上総利益はほぼ前年並みにとどまった。しかし、広告宣伝費や役員報酬など販売管理費を削減したことが奏功し、営業利益、経常利益、純利益の増益につながったようだ。 事業展開については、ブラウザプロ野球ゲーム「ドリームベースボール」で、プロ野球予想シミュレーションゲーム「DBBクラシック」に続き、プロ野球選手育成・戦略シミュレーションゲーム「DBBワールド」の提供を開始した、としている。 このほか、インターネットグループウェア「HotBiz7」のスマートフォン対応や、電子書籍サービス「のべぷろ!」のiPhoneアプリなどの提供を行ってきたとのこと。 2012年3月期の予想は非開示。現時点で合理的な算定を行うことが困難なためで、判明次第、速やかに開示する、としている。