スマホ向け広告DSPを展開する米Fiksu、「AMoAd」「i-mobile」「nend」と接続…海外の広告主の日本市場へのアクセスが容易に

スマートフォンのアプリに特化したマーケティングプラットフォーム、広告DSPを提供する米Fiksuは、日本のモバイルアドネットワークと接続し、Fiksuの顧客が日本のスマートフォンの大量の広告在庫にアクセスできるようになったと発表した。

今回接続したアドネットワークは「AMoAd」、「i-mobile」、「nend」の3つで、広告在庫購入とトラッキングにおいて密接に接続するとのこと。日本のモバイル市場への本格的な進出を目指すFiksuの顧客は、これらのサービスを通して新規のユーザーを獲得することができる。

Fiksuでは今回、日本のスマートフォン広告在庫への需要が高まっていたことが背景にあると説明している。アドネットワークとの接続により、月間800億インプレッション以上の広告在庫にFiksuのアルゴリズムにより最適化された広告配信を行い、スマートフォンでの顧客開拓が可能となる。


■二宮幸司氏（ファンコミュニケーションズ執行役員 アドネットワーク事業部長）

「日本のマーケットは非常にユニークなマーケットですが、nendがお手伝いすることで海外の広告主様も成功できると確信しています。また、この提携によりnendはグローバル対応を加速化させ、よりパブリッシャーに収益を還元できるようになるでしょう。」


■田中俊彦氏（アイモバイルCEO）

「海外の優良案件が豊富なFiksuとの連携は、i-mobileのパートナー様にとっても素晴らしいと考えています。日米の主要プレイヤー同士の協業により、日本と海外の広告取引は益々加速することでしょう。」


■ミカ・アドラー氏（Fiksu CEO）

「この3つのネットワークは日本のモバイル広告市場においてキープレイヤーであり、彼らと一緒に働くことができることに感動しています。日本はスマートフォンのユーザー数において世界のトップ5に入っており、増え続けている私たちのグローバルクライアントは、この新しい関係をいち早く活用したいと待ちきれないでいます。」