【カンター・ジャパン調査】日本のiPhone販売シェアは前年同時期比でプラス約3%、中国Android端末の販売シェアは前年比約8%のプラス

カンター・ジャパンは、携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向調査(名称:「カンター・ワールドパネル・コムテック(略:コムテック調査)」)を発表した。

2013年11月から今年の1月にかけて16歳以上の消費者を対象に実施したインターネット調査によると、新規契約もしくは機種変更したスマートフォン機種のうち、iPhoneの割合(販売シェア)は68.7%で昨年同時期に実施した調査結果よりも約3%上回ったとのこと。

<以下、調査資料から抜粋>

 

■ 直近3ヵ月の日本のiPhone(アイフォーン)販売シェアは、68.7%


日本で実施した調査(「過去1ヵ月の間に購入したスマートフォンの機種」)では、iPhone(アイフォーン)の割合(販売シェア)が68.7%、Android(アンドロイド)端末の割合(販売シェア)が30.5%という結果になりました。
 

(図1)スマホ販売シェア(日本)


また、iPhone(アイフォーン)の割合(販売シェア)について、前年同時期に実施した調査結果(66.1%)と比較すると、今回の調査結果(68.7%)の方が2.6%上回っていました。
 

(図2)iPhone販売シェア(日本)
 

■ 中国のAndroid(アンドロイド)端末の販売シェアは、前年比約8%のプラス


次に、「過去1ヵ月の間に購入したスマートフォンの機種」について、欧米や中国(都市部)などの消費者にも聞きました。すると、日本以外の国では、Android(アンドロイド)端末の割合(販売シェア)が50%を超えていました。
 

(図3)スマホ販売シェア(9ヵ国)


また、Android(アンドロイド)端末の割合(販売シェア)に関し、今回の調査結果を前年同時期の調査結果と比べると、イタリア、中国(都市部)、アメリカで約6~11%のプラスとなりました。
 

(図4)Android端末販売シェア(9ヵ国)


■ まとめ
毎月の調査結果を見ると、日本で購入されているスマートフォンの機種の割合には、昨年9月以降それほど変化がありません。一方、アメリカや中国(都市部)などでは、消費者がAndroid(アンドロイド)端末を選ぶ傾向が強まっているようです。

■ 調査概要
カンター・ジャパンは、12ヵ国の携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向を把握し、その情報・分析レポートを企業に提供しています。調査を実施しているのは、同じカンター・グループに属するカンター・ワールドパネル社です。今回公表するのは、9ヵ国の調査結果になります。

調査名称:「カンター・ワールドパネル・コムテック調査」
調査時期:2013年11月から2014年1月
調査方法:主にインターネット調査(日本を含む)
調査対象:16歳以上の男女(イギリスは13歳以上)
対象者数:10,000人/月(日本)
調査国:日本、アメリカ、中国(都市部)、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストラリア


■関連サイト

「カンター・ジャパン」企業サイト